ちょっと、俺

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いつ本気でゴリゴリ働けなくなるか、意外とわからない

俺は2019年に2カ月ほど休職して会社を辞めた。深夜残業上等!パワハラ上等!みたいな会社にその時は勤めていた。年収は年齢(35)にしてはそこそこ(700万くらい)で、そのまま働いてもよかったんだけれど、なんか色々無理だったのでやめた。その次入った会社もすぐに辞めて、今の会社に拾ってもらって、2020年から今の会社で働いている。2度ほど転職して、年収は落ち込んでいたが、頑張りが認められて、収入が少しずつ上向いていっている。ようやく過去最高だった2018年の年収を超えられそうなところまで辿り着いた。

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娘と保育園0歳クラスからずっと同じだった子のお母さんが2022年末ごろからずっと休職しているという話を聞いた。誰もが知っている一部上場企業で働いているけれど、今は休職しているらしい。お父さんも同じ会社で働いていて「世帯年収すげぇ〜、軽く2,000は超えてるよなぁ」なんていつも思っていたけれど、人生そこまでうまく行くものでもないらしい。家事、育児、PTA、仕事、このどれもちゃんとしようと思うと、やっぱりどこかの何かには皺寄せがいくもんなんだろうなと、そんなことを当事者でもない俺は呑気に考えている。

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ずっと育休や産休で休んでいた人を「特級呪物」と批判するツイートに対しての遠いところからの反論で「仕方ないじゃない、頑張るから許してよ。みんないつ何が理由でガツガツ働けなくなるかわかんないよ?」というのを見て、全くその通りだよなと、納得しかできなかった。

ガツガツ働けなくなるのは、育休や産休だけが原因ではなくて、介護、配偶者や自分自身の病気や怪我、配偶者の転勤や海外駐在等、色々なリスクや可能性が人生の中には潜んでいて、自分に何かあった時に産休や育休で休んでいた人を特級呪物呼ばわりしていたら自分自身が困った時に誰にも助けてもらえなくなると思うんだよな。

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俺もいつ働けなくなるかわからないし、自分が困った時には優しくしてもらいたいので、周りの人にはできるだけ優しくするようにしたい。

終わり