ちょっと、俺

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先輩に仕事を少しだけ渡した話

俺「西側の客が伸びてきていて少しきついので先輩に仕事渡したいです」

上司「じゃぁ、長野を先輩に渡そう」

長野の客までは東京の自宅から行きは4時間、帰りは渋滞で5〜6時間かかりかなりきついので、これ幸いと先輩に渡すことになった。

以前俺が先輩から仕事を引き継いだ時は「俺は細かいこと言われるの嫌なんだよね、あとよろしくね」と言われ、やりかけの工事などもそのまま丸投げられて、今回はそういう感じでいいかと思っていたんだけれど、いざ先輩に渡すとなったら「引き継ぎの資料を作って見積等はまとめて送っておいてください」と言われたので「なんかめんどくせぇな」と思い始めている。

「実際にどういう設備が入っているのか客先に訪問して確認してから引き継ぎしましょう」ということで、工事後に引き継ぎの会議を開いたのはいいものの「ところで今話している設備ってどのことですか?」と質問されてしまい、少しどころじゃない感じでがっかりしてしまった(客先には5台設備が入っていて、全部同じ種類)。

別に俺がうまくできていたとは思わないんだけれど、他部署との絡みが多く、外注も多く使う仕事なので、会議招集への返信とか、日程調整、外注との関係の構築など、先輩が普段できていないであちこちから指摘を受けまくっていることをうまくやってもらいたいと思っている。現場に一緒に入った時に、温水の循環、チェーン駆動の部品や動き、工程の組み方等を話したが、どれもイマイチわかっていない感じがしたのでマジで危険だと思っているけどさ。

とにかく遠いのと定期的な訪問が求められていて、それが辛くてしょうがないので、できれば俺のところに出戻ってくるというのは無しにしてほしいと真剣に願っている。

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先輩は売り上げが少なく、一人5億円くらいが目標のところ周辺の同僚よりも2億円前後売り上げが低い。我々の仕事は「既存顧客で稼働している設備の整備や部品の販売」なので、同僚同士でバランスを取り合って数億円レベルで差がつきにくいようにできている。前年との対比でも、同僚との比較でもかなり差がついているので、指摘するのもよくわかる。

今は俺の所属している部署の業績がいいから何も言われないけれど、業績が悪くなった時に誰も守ってくれなくなってしまうんじゃないかと、不安視している。在宅勤務でほとんど会社に来ないで、出張にもほとんど出ていないようなので、少しだけ素行を改善して、これからもう少しだけ頑張ってほしいと思っている。

終わり