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【転職活動】現職に最後の挨拶に行った話

現職へ最後の挨拶に行ってまいりました。その挨拶をもって、7年ほど働いた会社と本当にさようならとなりました。最後は所属していた営業部の部長、担当役員、社長までが出てきてみなさんと世間話を軽くしての挨拶となりました。

米系の外資系企業ではあるものの、世界中の多くの国に製造拠点を持ち、色々な国へと行くことができるチャンスに恵まれている本当にいい会社でした(私は海外行きたがりタイプ)。当たり前のように深夜残業を繰り返し、罵声や怒号が飛び交うという労働環境の悪ささえなければ、できればもっと長く務めたいと思っていましたが、どうしても耐えることができなくなり休職することとなり、退職を選ぶことにしました。

「何もやっていない!」「こんな使えないやつ、給料下げてしまえ!」「評価基準も変えて、戦力外にしろ!」と散々私に対する暴言を方々に撒き散らした先輩の傍若無人やパワハラについては一切不問とされ、会社としてパワハラは無かったことにされたようです。

個人的にはパワハラを行なった張本人が私の仕事を全て引き継いで過労死でも何でもしてくれればいいと思っているんですが、私の業務の大半は所属長である部長が引き継いだようです。細かい工事日程の調整、海外出張、休日出勤などを行なっているようで「ちょっとしんどい」というような話もしていました。

弁解しておくと、退職前の私の売掛は3億円以上あり、大きなプロジェクトも何件か抱えていました。休職前に見積を出しておいた1億円以上の設備の受注も決まったので、決して「サボっている」とか「使えない」という部類には入らなかったと、自分では思います。

最後に部長から話があったのは「気が変わったらいつでも帰ってきて」という話で、数えてみると私が入社して以来営業部の人数は純減5で、従業員が50人ちょっとしかいない会社にとって5人のマイナスが出ているというのは危機的状況なのではないかとも思います。若者が入社しても定着させることができない教育のシステムや採用や教育で妥協できずに人を採れなかったり、育てられなかったりと克服すべき課題は山のようにあると思います。一度やめたとはいえ、教育や採用の手間などを考えると、出戻りも歓迎するという気持ちはわからないでもないです。

次の会社でうまくいかなかったとしても、私は現職に戻る気はないので、今回の最後の挨拶が本当の最後の挨拶です。また、新しくした携帯電話の番号についても、現職の誰一人に対しても公表するつもりを持っていないし、誰にも教えていません。

さようなら。