前に勤めていた会社の後輩に会いました。
会社は相変わらずパワハラ先輩を放置し続け、私が退職した後は事務の女性を追い込んで短期の休職に持ち込み、後輩もそれなりのパワハラを受けているようですが、のんびり転職活動を続けながら仕事を続けているようです。パワハラ先輩そのものに問題があるのは疑う余地はありませんが、パワハラに対してアクションを起こさないどころか「厳しくてよろしい」「ついてこれない奴が悪い」という評価を変えることなく、「放置」を続けている経営陣こそ本物の無能であることは否めません。
「組織も高齢化が進み入ってくる後輩を育てないと10年後くらいには人がいなくなるし、景気がいい今のうちなら親会社への説明も立てやすいし承認も取りやすいんだから、なんでもいいから人をとって育てるのを優先するべき」というのが私の考えだったのですが、その辺はマジで何も考えていなかったようで、今年は会社の売り上げの見込みが大きく落ち込み親会社から「採用ストップ」の号令がかかったようです。「続けられない人が悪い」とか「採用ミス」というのがマネジャーやパワハラ先輩の意見でしたが、辞めていった後輩たちはみんな次の会社で元気に働いているのを風の噂で聞くに、人が辞めていくのに対策を打てずに内省できない組織の体制に大きな問題があった、というのが私の感想です。
私の残していった仕事の続きなども聞きましたが、結果はあまり芳しくないというのもなんだか残念な話です。
付き合いの会った取引先以外からも「元気にしてるんですか?」とか「なんで辞めたんですか?」と聞かれるというのは、営業の仕事をやっていた身としては大変に嬉しいことです。また、何人かの取引先の担当者からは「個人的に連絡を取りたい」とか「また会いたい」と言われ連絡をいただけるのも、これ以上になく嬉しいことです。最近新しく入った会社でも、そのくらいお客さんに愛されるように頑張りたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
終わり