ちょっと、俺

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前の会社に出戻るのかという話

前の会社を辞めた原因になったパワハラ先輩が会社を去ることになりそうなので、後輩から軽い感じで「戻って来ないですか?」と言われた。

答えは「戻らない」なんだけれど、なんで戻らないのか理由を並べてみる。

私個人の備忘録です。

戻る理由

  • 曲がりなりにも7〜8年続けた仕事なので、商品知識も人間関係もほとんど出来上がっているので、何かを新しく学んだり再構築したりする手間が非常に少なく楽
  • 自動車、航空機、重工業など、多くの産業に関わりのある設備を扱っているので、興味さえあれば非常に面白い
  • 一億円を超えるような商材を、かなり大きな裁量で扱えるので、プレッシャーもきついが自分で進めたり考えたりする面白さがある
  • 世界の至る所に製造拠点があるので、色々な国へ行くチャンスがある
  • 業界では名門企業の一つで、世界的な知名度も高く、一目置かれている

戻らない理由

  • パワハラを放置し続けていたマネジメントにはペナルティも何もないので、結局組織の体制は何も変わっていない
  • マネジメントのトップである社長に対する不信が非常に大きい
  • 現社長になって以来、定年退職であってもいい辞め方をした人がいないので、やはり不信が強い
  • 現社長になってから辞めている人が非常に多く、対策を一切打てていない
  • あんまり儲かっていないし、組織全体で儲かる体制を作り上げられていない
  • 評価制度、昇進、仕事の分配、経費の使い方など、根本的な会社の運営に必要なものがうやむやで非常に不公平感が強い
  • 変化を嫌っているため旧態依然の仕事の仕方からどうしても脱却できない
  • 世界全体でうまく会社のガバナンスが取れていないため、全体的に足並みが揃っていない
  • 仕事量が非常に多く、長時間労働や連勤などのスパイラルから抜け出せないし、それに対策ができない
  • 従業員の半分以上が50代後半だが、対策を打てていない
  • パワハラ先輩が残ったり、戻ってくるリスクも抜けきっていない
  • 会社が小さいため、結局残るか辞めるという二択しか残らない

今の会社に残る理由

  • 会社としてかなり儲かっているので、組織全体に余裕がある
  • 日本だけではなく、世界で見ても圧倒的な知名度とブランド力を保有している
  • 給料は並の水準だけれど、出張の日当などを含めた福利厚生が圧倒的
  • 在宅勤務や直行直帰、フルフレックスなどかなり自由な働き方が認められている
  • 取り扱っている製品は機械なので、商材にはそこまで抵抗はない
  • 入社して早々担当者が定年退職を迎えて自分でなんとかするしかないのだけれど、それはそれでまた面白いと思っている
  • 入社早々トレーニングで外人を呼んでもらい、数ヶ月後には海外でのトレーニングが予定されているなど、割と手厚い教育制度がある
  • 会社がかなりでかいので今の仕事が嫌になっても転勤や配置転換などの可能性があり、今後の転職の可能性が少ない
  • 仕事の幅はそこまで広くない分、個人への責任が小さいようにできている
  • 自分の学歴とかこれまでの経歴を考えると、多分これ以上でかい会社には入れないような気がする

 

そんな感じなんで、前の会社の後輩からの誘いは断り今の会社に残って働き続けます。

 

終わり