ちょっと、俺

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給料は下がったけれど「転職してよかった」と思いたい

2019年の7月末で勤めていた会社を辞めて、転職しました。

2020年の2月に会社を辞めて、また転職しました。

 

転職するごとに年収が下がっています。

額面の年収で、750万(実測値)→725万(理論値/年俸)→580万(理論値/非年俸)みたいな感じ。

見事な年収の降下。

 

会社を辞めた理由は

2019年7月:パワハラ

2020年2月:嫌がらせもあったし、仕事もあんまり合わなかった

 

ちなみに会社の規模で言うと:

3,000人/1,800億円→3万人/1兆円→2.5万人/1.5兆円、みたいな会社規模の移り変わり。

グローバルの従業員/グローバルの売上高です。

 

今の会社に入ってそろそろ半年ほど経ちます。

年収は下がったけれど、転職してよかったなと思っています。

その理由を列挙。

仕事面

  1. あちこちいける
  2. 機械の営業
  3. 裁量がでかい

あちこちいける

会社自体は地域ごとの担当制を敷いているのだけれど、どういうわけだか私の担当している製品のみ「一人で全国を見る」という担当の区分になっている。福岡から静岡までが私の守備範囲で、あちこち行っている。事務所にこもって仕事をするのがあんまり好きではないので、性に合ってると思っている。

機械の営業

取り扱っている製品も機械なので、これまでの経験上機械加工や熱処理については文系の割に無駄に知識があるし、機械も好きなので、性に合ってるんだと思う。もちろん、機械や電気の図面が一通り理解できるし、機械加工の知識もあるからやっていけてるんだと思っている。新卒で同じことやれと言われても、多分無理。

裁量がでかい

新人とかに関係なく裁量がかなりでかく、3,000万を超えるとか年度末にギリギリ引っかかるような案件じゃなければ、見積もりの承認すらいらないような仕事をしている。出張や経費の申請も、よっぽど変なことをやらない限り大体通る。そんなんで、俺はよく大阪に出張するけれど大阪も飛行機で行くようになった。

給料/福利厚生

給料は今の会社に入って最盛期から200万近く下がっている。750万→580万なんで、下がったなんて言うもんじゃない。750万の給料には残業代が100万以上乗っているけれど、それでも650万→580万なんでやっぱり下がっているのに間違いはない。

しかし、今まで勤めていた会社と福利厚生とかがだいぶ違う。

  • 月収の約10%が掛金の確定拠出年金
  • 事務所ではジュース飲み放題
  • 月3,500円払って、月7,000円分の食事券がもらえる謎制度
  • 月500円の拠出で飲み会がただになる謎制度
  • 出張の日当が高い(5,000円/日)
  • 休日出勤の手当が異常に高い
  • 残業申請不要、1分から
  • 残業手当も高い(基本給は普通)

多分、この辺の制度を総合すると、年収が200万下がった分は埋められると信じている。

環境/働き方

前の会社は仕事を干されていたけれど、今の会社では仕事があるので、やっぱりその方がいい。仕事を干された理由もアホくさいけれど、全員が盲目的に一人の評判だけで俺のことを判断したのもなんとなく嫌だった。

その前の会社は悪くなかったけれど、底なしのパワハラ、気に入らない奴は病気になるまで追い込む、パワハラを是とする社風に耐えられなくて辞めた。俺自身も、そこまで酷くはないけれど、被害者の一人だったし。

今の会社にもパワハラまがいのことはなきにしもあらずだけれど「ばかじゃねぇの?」くらいで「やばい、逃げよう」までは行かない。上司も家族があるし、さっさと帰るし、もう少しして特性が見えてくれば付き合い方も変わってくるかと思っている。

精神衛生的にはだいぶ良くなったと思いますよ。

他にも働き方で変わった点といえば:

  • フルフレックスになった
  • 残業が1分から申請なしでつくようになった
  • 申請なしでも在宅勤務ができる
  • 直行直帰なども自由自在
  • 勤務先が千代田区になってかっこいい

「そいやっ!」とひとまとめにすると

理論上の年収は下がっても転職してよかったですよ。

  • 環境も待遇も、全体的に向上していると実感します
  • もらえるお金だけ見ると、年収750万の頃と変わらないと思います
  • 仕事を干されるわけでもありません
  • 底無しのパワハラも特にありません

今のところの感想は「転職してよかった」です。嫌なこともわからないこともあるけれど、これまでの経験や積み重ねでほとんど対処できるのも大きいと思う。あとは、同じ製造業だけれど自動車ほどデタラメ言わないのもあると思う。

終わり