外出を自粛する意味が、最近なんだかわからなくなっている。「厳しくするための厳しさ」が蔓延するクソな組織みたいに「自粛するための自粛」みたいになっているような、そんな感じ。「感染爆発を防いで医療崩壊を予防する」が自粛の意味だったような気がするんだけれど、いつの間にか「ステイホーム」とか「外出自粛」だけが一人歩きし始めてなんだか間違えた方向に進んでいると感じる。色々なことが感情的に判断されているような気がする。
そろそろある程度の統計が出揃ってきて線引きできるようになるんじゃないかと思っているんだけれど、それもまだ?
- 検査数をもとにした感染率
- 重症化しやすい傾向にある人
- 死亡者の年齢層
- 死亡者/重症者の持っている基礎疾患
- 死亡者/重症者の過去の喫煙率
- 感染者の行動履歴
- 高齢者の明確な定義
こういう統計は出ていると思うので、統計をもとにピンポイントで注意を促したり、営業を規制したりするのが最適解のような気がしている。十把一絡げに「自粛」しても意味がないことにそろそろ気づいた方がいいと思っている。
私が子供と遊びに行く公園の遊具は立ち入り禁止のテープでぐるぐる巻きにされてしまい、遊べなくなってしまった。しかし近所のスーパーには朝から老人が大挙しておとずれ、午前中は大体入店制限をくらって、入店するまでに30分くらい待たないといけない。入店制限が終わった頃に行くと、肉も魚もだいたい売り切れている。「なんだかな〜」というのが正直な感想。
終わり