パワハラを注意されたことに嫌気がさし退職願を出したパワハラ先輩。
「いよいよ退職するのか?」と思っていたところ、なんと社長を筆頭とした役員や同僚の一部はパワハラ先輩に「戻ってきてほしい」と退職願を撤回して翻意するように促しているらしい。「パワハラを注意されたことが気に入らないので辞める」と言って退職願を出したのに、社長を筆頭としたマネジメントが翻意を促すということは組織としてパワハラを認めて「これからはほどほどにパワハラしながら頑張ってね」といっているようなもんだ、というのが私なりの見方です。
パワハラ先輩はコネ入社で、「将来俺が社長になる!」と豪語している人(社長先輩)が友人としてパワハラ先輩を紹介しました。今回、翻意を促している一人に社長先輩がいるとかいないとか言われています。完全に裏は取れていませんが、社長先輩が翻意を促しているというのなら社長先輩が将来社長になった時に組織よりも友達を取る可能性が高いし、友達バイアスをかけて一方通行で意見を聞く可能性も否定しきれません。
「社長先輩が翻意を促しているという裏が取れたら会社を去るべき」と後輩には伝えています。友人をとるのも人として大切かもしれませんが、社長になると豪語しているのなら、友人よりも組織を取るのも大切だと私は思っています。見ていない人も多いかもしれませんが、そういうところで社長先輩もしっかり評価されています。
「一人の事務員が辞める」というだけの話だけではなくなっていると、パワハラを放置し続ける会社に思うことはあるのですよ。
終わり