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柔道部の思い出

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既に保護者の側になった私が見る、部活動の思い出。

 

中学時代は柔道部でした、全然強くなかったんですが、ほかの人よりも少しだけ強くなった腕力と大きな体に育ててくれた柔道には感謝しています。

 

子供には絶対に武道やらせないと決めています。

 

中学校を卒業して20年近くたったんで、思い出話を公開。よっぽど民主的な部活じゃない限りは、どこも似たような傾向はあったと思う。

 

  • 地元道場選抜みたいな学校があって、異常に強い。
  • 顧問の機嫌によって変わる練習量ときつさ
  • 虫の居所が本当に悪い時は小さなことで殴られたり蹴られたりする
  • もっと虫の居所が悪い時には「稽古をつける」という理由で、体力差を度外視した乱取りが延々と行われる
  • 意味不明な上下関係による暴力
  • 続ける人が正しくて、やめた人は根性なしという、意味の分からない風潮
  • 土日は部活 (9:00~13:00頃)
  • 夏休みも部活 (連日9:00~13:00頃)
  • 冬休みも部活 (連日9:00~13:00頃)
  • GWは合宿 (朝・昼・夜ずっと練習)
  • テスト前も部活 (ちょっと早く終わる)
  • 合宿や合同練習だといつもの倍くらい練習がきつくなる
  • 勉強よりも部活優先

 

太字はマジで間違えていると思うこと。

 

稽古つけられるような顧問は、大学でも柔道やっていたような人たちなんで、そもそも才能があって、大学でも続けられるくらい強かった人たちです。興味本位で中学校から始めた子供たちに、同じレベルの強度の運動や無駄にきつい練習を求められても体力差はあるので、同じような練習はできません。

 

機嫌で練習量を変えたり、気分で稽古つけたり、そういうのもやめようよ。

 

顧問をやりたければやるのがいいんだけれど、私の中学時代の柔道の経験の様なのは子供にはしてもらいたくないと思っている。

 

私が部活動の顧問に代わってほしいと思っていること:

 

  • 顧問を資格職にして、一定期間の研修と教育を実施してから顧問に就任できるようにすること
  • 部活優先ではなく、家族や友人、勉強も優先できるようにすること
  • 顧問は練習に参加せず、管理監督に重点を置くこと
  • どうしても練習に参加したい場合は、副顧問やほかの教員をオブザーバーとしてたてること
  • ついていけない子にもしっかりフォローをしてあげること
  • 部員間での暴力を認めないこと
  • 部員間での暴力を根絶するために、顧問から部員への暴力を辞めること

 

こんくらい

 

自分の経験としては一つもいい経験になっていないので、子供には武道をやらせたくないと思っています。

 

他の部活には所属したことがないんで分からないんですが、どこにも似たような風潮はあるでしょ。

 

仕事をするようになってから知り合ったある人に言われて、いいなと思ったこと。

 

ちょうど子供が生まれたばかりで、スポーツの話をしていた時。

 

「子供にスポーツをやらせるのならその人が一生付き合えるスポーツで、一生付き合えるように指導してくれるスポーツを選びなさい」

 

相変わらずだらだら書いておしまい