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子供に習い事をやらせるのなら一生続けられるようなのを選びなさい

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こんな記事を読んだので。

 

以前取引先の人と世間話をしていた時に、子供の習い事の話になったことがあった。「子供に何かスポーツをやらせたいなら、一生続けられるようなスポーツを選んであげなさい」ということを言われて、今でもなんか印象に残っている。「一生続けられるスポーツとして教えてあげられる指導者」を選ぶのも、同じくらい大切なんだな。

 

私自身は中学生の頃(20年くらい前)、練習のきつさだけは一流の柔道部に所属していた。部活はマジできつかったし、高校2年で柔道部を辞めた後は、柔道をやっていない。

 

  • 練習は夕方の3時半から夜の7時まで、毎日。土日も休みなし。
  • 根性と練習のきつさが売りだったので、練習中に水を飲むのは許されていない。
  • 基本的な練習量や内容は変わらないんだけれど、細かいところは「顧問の機嫌」で決定する。先生の機嫌がいいか悪いかは死活問題だ。
  • 時々顧問(柔道3段)が稽古を付けてくれるのだけれど、大人と子供の体力差なんで当然歯が立たない。顧問につけてもらう稽古にいい思い出はない。

 

確かにエンゲルスさんの言うように、部活は義務だったんだなと思うし、実際「何かしらの部活に所属しないといけない」というルールが会社にあったんで、実際に義務だった。で、その義務を抜けたら、柔道なんてもちろんやらない。

 

記事に対するコメント:

 

「たぶん生徒たちは、明日の練習が休みだと言ったら大喜びする。でもドイツの子供たちは、今日はサッカーが出来ないなんて言われたら、みんながっかりして落ち込むよ。もしかすると日本は義務と趣味のバランスが悪いのかもしれない」

 

我々も顧問が出張で不在とか会議で来ないとわかると、とりあえず練習の手を抜いたり、帰り始める人がほとんどだった。僕の通っていた高校のバスケ部は全国大会常連でかなり強かったんだけれど、そんなバスケ部の人たちでも監督が不在とわかると帰り始める人とかいたらしい。

 

「プロになれる選手なんて全体の1%。残りの99%の子供たちにとって、一番大切なのはサッカーを楽しむことじゃないか。僕はみんなに、サッカーを生涯の遊びにして欲しかった。そうすれば彼らの子供たちもサッカーを楽しむ。そういう種を蒔いていかなければ、サッカーは広まっていかない。サッカーを義務だと感じていたんじゃ、先生がいなくなった途端に辞めちゃうよ」

 

オリンピックに出れるレベルの柔道家なんてほんの一握りだし、サッカーも野球もバレーもバスケも何でもプロになれる人なんてほんの一部なんだよね。だから、私は自分の子供にどんな才能の片りんがあったとしてもスポーツ推薦での高校進学は認めない。

 

親が勘違いをしなかったり、過剰な期待をかけないというのも同じくらい大切だろう。

 

好き勝手書いて終わり