ちょっと、俺

読者は主に自分のブログ

どんなにスポーツが出きても、多分スポーツ推薦で高校入学は認めない

2020年のインターハイは史上初の中止。

2020年の夏の甲子園も中止。

 

このニュースを見た感想は「部活しかやってこないで、進学や就職まで部活にかけていた人たちはどうするつもりなんだろう?」ということです。

 

  • 2年生までは特に目立った実績も出せず、3年生の大会に全てをかけていた人
  • 有名大学の附属高校でもなく、内部進学の可能性が限りなく低い高校で部活だけやってる人
  • 部活以外本当に何もやっていなかった人

 

インターハイの他にも国体とか選抜とか色々あるけれど、2年生まで目立った成績がなくて3年生の大会に全てをかけてきた人たちの夢よりも、現実として迫ってくる将来の方が心配。1年生から大活躍して3年生のインターハイでは3連覇を目指したいとかいう人はすでに進路もある程度固まっているだろうけれど、3年生の大会までは全国大会に出るような目立った活躍もなくて3年生の大会で全国大会に出て進学への足がかりにしたい、みたいな人は進路も将来も割と打ち砕かれているのではないかと考えてしまう。

 

どんなにスポーツの才能があってもプロになれる人っていうのはほんの一部だし、そのプロでも大成功できるのはさらに一部の人なので、自分の子供がスポーツの才能にどんなに溢れていてもスポーツ推薦での高校進学は認めない。高校は勉強して入れるところに入って、スポーツ以外の選択肢を常に持ち続けて欲しいし、スポーツ以外の将来もほんの少しでいいから考えて欲しい。スポーツに進路を全振りして欲しくない。

 

俺の通っていた高校には「部活命!」みたいなのがいっぱいいて、東北大会優勝とか全国大会上位入賞とかいたんだけれど、そいつらからスポーツをとったら他に残るもの何もないみたいな高校生活を送っているように見えていたんですよね。で、全国上位入賞とかしていても勉強なんてろくにしてなかったから、うっかり大学の推薦入試で滑ってしまって進路が決まらなくて途方に暮れるみたいなサンプルも結構見てるんですよ。

 

子供にスポーツの才能があれば大学にスポーツ推薦で入るのは認めると思いますが、高校にスポーツで入って「勉強は二の次」みたいなのは、今のところ私は認めるつもりは一切ない。子供の可能性とか夢とか、子供にとってキラキラ輝く綺麗事に聞こえることを並べる大人もいるけれど、長い人生のうちのたった3年かそこらで今後の人生まで棒に振るかもしれない選択を自分の子供にしてほしくないんですよね。

 

スポーツ全てを批判するわけではなくて、スポーツに進路を100%ベットして「他のことなんて知らん」みたいな、かわいそうな高校生にならないで欲しいだけです。

 

終わり