神戸製鋼とか日産の不正が世間を騒がせています。
会社の同僚と先日話したのですが、就職活動を頑張ってせっかく大企業に就職が決まって安泰だと思っていても、思わぬところで会社が転覆してつぶれる可能性や事業が売却に出されてしまう可能性も、無きにしも非ずです。
悪いのは誰かと言われると、経営陣なんですけどね。
不正会計を働いた経営陣や腐った組織をそのままにしてきたこれまでの経営陣です。
大企業に就職したから安泰だ!とは思えない時代です。
何が起こるのか全く分かりません。
2008年卒の私の場合:
東芝 = 日本を代表する重電企業だけれど、不正会計を機に経営が一気に傾きました
神鋼 = 組織的に塗り固められてきたうそを暴かれたことで、ここ何年かが正念場です
シャープ = 経営破綻してしまい台湾の鴻海精密工業に買収されました
三菱自動車 = 燃費不正を暴かれてしまい、今では日産の子会社です
経営が傾いた会社ばかりではなく、IHIやパナソニック、日産、スバルのように、不死鳥のように復活した企業があるのもまた事実です。「大企業だから安心だ!」ということもなければ「この会社大丈夫か?」というような会社が逆転満塁ホームランを打つかもしれません。いつ何が起こるのかわかりません。
私は別に大企業に勤めていないのですが、不安な気持ちはやはりあるので、貯金ばかりするのではなくて株や貴金属に投資をしたりするんですね。今のところの目標は年間の配当で月給一ヶ月分くらいを獲得することです。
仕事を選ばないのも大切ですが「面白そう!」と思ったことには進んで首を突っ込むこともまた大切です。
おしまい