入社した会社に「なんかおかしいな?」という制度が存在していたり「なんかおかしいな?」という人が管理職や先輩にいる場合、すぐに転職しろとは言わないけれど、いつでも転職できるように準備しておいたり、転職サイトへの登録は継続しておいたほうがいいと思います。
社内に存在しているおかしな制度やおかしな人や管理職は、すぐかもしれないし、あとになるのかもしれないけれど、自分の人生や家族、所属している会社にとって将来的にリスクになる可能性を持ち続けているというのを、少しだけ意識したほうが良いと思います。
思い出すと私も入社当時から「なんかおかしいな?」と思うところがたくさんある会社に勤めていたのですが、それでも今まで何となくうまくいっていました。社長が交代してそろそろ3年目に突入ですが「なんかおかしいな?」と思っていたものが大きく膨らみ始め、日々会社が黒く塗りつぶされています。
私がこの会社/同僚「なんかおかしいな?」と感じた実際の例とともに紹介していきましょう。
弁当を食ったら怒られた
展示会期間中に上司に言われて弁当を食いに行ったところ、その後先輩から呼び出しを食らい弁当を食ったことに対して大変怒られました。「新人のくせに弁当食ってるんじゃねぇぞ!」ということで怒られたと記憶しているのですが、あまりにもくだらないことで怒られたので、いまいち覚えていません。
私は新人であっても誰であっても、食事をとる時間の確保が難しいようなスケジュールで動いているときには「食える時に食え!」という考えなので、他人が飯を食っても怒ることは多分一生ありません。逆に、食わないことに対して、怒ることはあるかもしれません。
ちなみに、この先輩は現在会社を壊し続けているクラッシャーになりました。
展示会期間中に休みがほしいと進言したら、却下された
2年に1度の展示会は、開催地である東京のスタッフの激務に支えられている。20連勤、月の残業が100時間越えとか当たり前だ。激務すぎるあまり「後遺障害が残らないくらいでここで事故起こせば展示会の仕事抜けられるな」と思い始めるほどだ。
一方、設営にもあんまり携わらず、会期中も常時いるわけではない大阪と名古屋の人はいつもの業務にちょっとした東京出張が来るくらいのレベルだ。最初から最後まで通しでいる人は、地方の人にはあまりいない。
東京の人は自宅から通うことになるので、6時に家を出発して7時半の会場準備に間に合うようにしている。夜は夜で飲みに行ったりするので、会期中の平均睡眠時間は3時間とか4時間になる。一方出張者は、展示会会場の近くのホテルに泊まっているので、通勤も10分とか15分で楽勝だ。7日間の展示会期間終盤ともなると、東京の従業員は全員ゾンビのごとしである。
惨状を社長に直談判し、一日でもいいから休みがほしいのと、それでも無理ならせめて早番と遅番だけでも作ってほしいと社長に直談判したのだが、見事却下された。曰く「金をかけてる展示会なんだから、休まず働け!」らしい。
「金をかけてるイベントだから従業員がいい状態で働けるように、適当に休みを設けるんじゃないのか?」というのが、私の意見です。同じようなことをしているよその会社に聞いたところ「東京だけ負荷が集中するのはよくないということで、会期中に2日間は休みがあります」というところが多かった。
所属している部署や営業所によって待遇が全然違う
特に事務の女性を見ていると顕著だったのだけれど、人事権のある部署や本社にいる人たちは事務職で入った女性であっても、職責や仕事内容が変わらないのに、いつの間にか昇進して役職者となって、給料も大幅に上がる。同じような仕事をしていても、本社以外に勤務している人たちは、役職もつかないので給料も特に上がらない。
同じ仕事しているのに、本社勤務だけは待遇が上がるのに、本社以外は待遇が上がらないというような不公平な待遇を行っていると、いつ謀反が起こってもおかしくないと思うし、そもそも本社以外の人は「面白くない」だろ。
ほかにもたくさんあるんだけれど、今日はこの辺で。
「おかしいな?」と思ったら
タイミングもあると思いますが、転職の用意をすることをお勧めします。私の勤務先の場合は、社長交代がきっかけになって、個人を制御することができなくなり始めて、会社が日々黒くなっていっています。最初の展示会で弁当を食って怒られたときに転職を始めるべきだったと、そんなことをいまさらながら考えます。
終わり