製造業、外資系ジョブホッパー。
1985年生まれの35歳。
新卒で日系企業に入って「外国行きたいです!」みたいな顔して仕事していたら、インドと北米担当になり、何度か外国に行く機会に恵まれた。その会社は3年ほど勤めて辞めて、その後アメリカ系の外資系企業に転職した。相変わらず「外国行きたいです!」みたいな顔で仕事をしていたので、何度となく海外に行った。7年ほど勤めてその会社を辞めて、ドイツ系の企業に転職したが、社風や人間関係が合わずに半年ほどで退職、現在北欧系の外資系企業で働いている。日系1社、外資系3社に勤めての感想。機械を扱う製造業系の外資系企業を何社か渡り歩いた人の超個人的な感想、職種は営業、職位は平社員。
給料と労働時間
- 給料:アメリカ>ドイツ>北欧
- 労働時間:アメリカ>ドイツ=北欧
インセンティブなどはどの会社にもなし。
アメリカ系
給料はアメリカ系の会社が一番高かった代わりに、労働時間もアメリカ系がぶっちぎりで長い。展示会期間なんかは「頑張れ!」の一言で100時間くらい残業するので、残業代だけで給料がとんでもないことになる。人を取ることには消極的で、よく言えば少数精鋭、悪く言えば万年人手不足に陥っている感じ。それが原因で長時間労働につながっていく。
ドイツ系
ドイツ系は結構細かく労働時間を管理されていて、残業が40時間を超えるとマネージャーから呼び出しをくらって「なんでそんなに残業するのか」追及されて、早く帰るように促される。人の採用も結構積極的で「こんなにいらないだろ」ってくらい人がいた。出入りもまぁまぁ激しかった。
北欧系
労働時間は緩く管理されているけれど、40時間越えの残業を何回か続けるとマネージャーと人事から呼び出しをくらう。人の採用も積極的な代わりに出入りも結構激しくて、毎週のように人事通報で誰が辞めたとか誰が入社したとかニュースが出回ってくる。
給料は一番安いけれど、業務量もかなり少ない。
三社に共通していること
- 退職金がない(確定拠出年金はあり)
- 定期昇給がある(下がることはほとんどない)
- 年俸制(残業がつくのであんまり関係ない)
- ボーナスは出る
この辺は三社に共通している。
福利厚生などの待遇
- 北欧>ドイツ=アメリカ
給料面以外の待遇に関しては北欧系がぶっちぎり。確定拠出年金の掛け金の高さ、事務所内での消耗品、出張時の手当、休日出勤や深夜残業の手当など、ドイツ系ともアメリカ系とも一線を画すくらい違う。給料の安さをカバーできるのかと言われると、正直微妙。
ドイツ系とアメリカ系は福利厚生はないに等しい。
長くなったので②に続く