「お疲れ様」という挨拶が嫌いで仕方ない。
社内のメールにはみんな「お疲れ様です」とか書いているけれど、俺は書かない。
帰るときも「お疲れ様」と言わずに「また明日」、「さようなら」という。
電話とかに出ても、「お疲れ様」なんて口が裂けても言わない。
朝は「おはよう」、昼以降は「こんにちは」
ひねくれてる、サラリーマン失格だ。
とりあえず「お疲れ様」と言っておけばいいというその風潮が嫌い。
それにもまして、「お疲れ様」を毛嫌いするのは、
挨拶で「疲れた」なんて言っても一つもいいことないんじゃないか?
という思いもある。
俺の考えがひねくれているんだろうけれど、挨拶で「疲れてる」なんて言っていたら疲れていなくても疲れてしまう。思い込みの力は偉大だし、言語化する力は思っているよりもずっと大きい。
月曜日の朝一から電話かけてきて第一声が「お疲れ様です」なんていうやつがいるけれど、「馬鹿か!アホか!」と言いたい。月曜に限らず、朝一の電話くらい「おはよう」って言えないのか?
そんなこと面と向かって言えない小心者なんで、「おはよう」って電話で返すんでだけれどね。
「お疲れ!」とか明るく言っても無駄、受け入れられない!
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子供とみている『お母さんと一緒』の中で子供たちの描いた絵を紹介するコーナーがあるんだけれど、そこで絵を整理してくれる人形にお姉さんが「お手紙の整理、いつもお疲れ様!」って声をかける。
「ちがーーーーーうっ!」としか思わない!
「お手紙の整理、いつもありがとう!」だろ!
感謝の心を表すときは素直に「ありがとう」って言え!幼児用番組で「お疲れ様」なんていうな!社会に疲れた心理を蔓延させるな!と、怒り心頭だ。
※あつこお姉さんは大好きですよ。
俺はこれからも「お疲れ様」という挨拶を拒否し続けます。