社会人の僕でも学生って大変だと思う。
自分の今と学生時代の自分を見比べながら、考えてみる。
1.有給休暇のような制度がない
長期の休みがあるのは学生ならではだけれど、有給休暇のような制度がないのはかわいそうだと思う。休みは、「休み」としてしかカウントされない。しかも、高校とかは無慈悲で、どんな理由であれ、休みすぎると卒業できないという。何それ?学生って厳しすぎない?
会社で働いている大人は有給休暇を持っている。休みすぎるのは問題だけれど、「あぁ、今日会社行きたくねぇなぁ。急ぎの仕事もないし、休むか!」と言って有休を使う大人は結構いるし、僕もそうだ。二日酔いからの回復のために午前中休んだりするときもある。有休にも制限はあるので、無限にそんなことはできないけれど、少なくとも月に一回くらいはそういうことできる。
一年に五日間くらい、公然と休めて、休みにカウントされない休みを与えてもいいんじゃないか?学生だって人間だし。
2.土日部活に出ても、平日は学校
僕が中学の時所属していた柔道部もそうだったんだけれど、土日は部活に出て練習。部活によって違うだろうけれど、僕のいた部活は8:30~12:30くらいの間、土日も毎週練習。で、平日は学校。平日の放課後は部活(16:00頃~19:00頃)。
32歳の今だから言えるけど、オーバーワークだったよ。
大人なら、土日仕事すれば代休をもらえたり、手当をもらえたりするけれど、学生にそんなのはないし、「きついよなぁ」と思います。
3.人間関係は年単位で固定
会社は嫌ならやめればいいし、つぶれそうになったら脱出すればいい。大企業なら配置転換もしてもらえる可能性もある。でも、学校というやつは、4月にクラスが決まると人間関係はそこから1年間固定。
担任と合わなかったりすると、絶望的な一年を過ごす。
「俺、このクラスいやだから、隣のクラスに転籍します」とか、一切認められない。
大人になった今だからこそ「無理だわぁ~」と思う。
過去に何人かの担任とそりが合わなかったもんでね。
4.イベントは基本全員参加
音楽が苦手でも、運動が苦手でも、やる気があってもなくても、イベントは全員参加が基本。拒否権が与えられていないのって、かわいそう。大人になると、会社のイベントは言い訳をつけて大概さぼることができる。中にはさぼれないのもあるけれど、早く帰ったり、存在感を消したりすることはやりようによっていくらでも可能。
僕は「合唱コンクール」というイベントに出るのがあまりにも馬鹿らしくて、やる気なくしていたら担任から「やる気のないやつは帰れ!」と言われたので、本当に帰ったところ、翌朝担任が烈火のごとく怒っていたことがあった。
そんなことは数えればきりがないほどある。
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ほかにも学生って大変だと思うところいっぱいあるんだけれど、思いついたのはこんくらい。
おしまい