転職して4社目、営業でいろんな会社に出入りするおっさんなりの「いい会社」の見分け方。
従業員
- 結婚している人が多い
- 女性社員が化粧していたり、白髪染めをきちんとしてたり、身嗜みがしっかりしている
- 面接に出てくる人がきちんとネクタイをしていたり、革靴を履いている
- 腕時計をしている社員が多い
- 若い人がそこそこ多い
- 極端に太ってる人や痩せてる人が少ない
- 他人のことを「お前」と呼ばない
建屋・事務所
- トイレがきれい・変な匂いがしない
- 床の剥げたところなどはきちんと補修している
- 建物内が明るい
- 書類などが机の上に積み上がっていない
- ゴミがゴミ箱から溢れていない
建屋外・周辺環境
- 産廃などが外から見えるところに雨晒しで放置されていない
- 駐車場にボロボロの車が止まっていない
- 駐車場に何台か最新モデルの車や外車が止まっている
- 建屋に生えている苔などをきれいに掃除している
その他
- 事務所の電気が21時頃にはきちんと消える
- 年商を人数で割った時に3000万以上くらいになっている
まとめると
儲かっている会社かどうかの見分け方で、儲かっていないとこういうことができなくなっていくんですよね。金銭的にも時間的にも余裕がなくなれば身嗜みには気を付けなくなるし、それが当たり前の雰囲気が作られると誰もそういうのに気づかなくなっていくんですよ。
トイレとか建屋も、金がなければ保全できなくなっていきます。書類を机の上に山積みにしているのも、ゴミ箱からゴミが溢れているのも、片付けをする余裕が組織から無くなっているからだと思うんですよ。
「駐車場を見ろ」とはよく言われることだけれど、従業員がちゃんとした車を買えないような給料しか出せない会社だったり、車はあるけれど改造してある車や外車がないというのは趣味にかける時間や金がない会社として判断できる材料になるんですよね。やっぱり儲かってないから余裕がないという見方ができる。
俺の前任者は「会社が儲かっていることは大事」と常に言い続けていたけれど、全くその通りで、儲かっているからこそ余裕や働きやすさが作られていくと思うんですよね。前任のおっさんは大手の食品メーカーに勤めていたけれど、その会社は結局倒産してしまったので、会社が儲からなくなっていく中で色々辛い思いをしたんだと思う。
俺はだんだん会社が傾いていくのを何社かで中から見ていたので、やっぱりそういうのには敏感になっているんだと思います。
終わり