普通に仕事をしたつもりだったんだけれど、やり方が良かったようで役員に大変に褒められた。
「急いでるんです!」ということを急いでいるなりにこなし、
「教えてください!」ということを分かるなりに調べて回答して、
さっさと見積もりを出した。
これだけのことなのだけれど、大変に褒められた。
やり方は今までと何も変えていないので、ところ変われば評価も変わるというのをなんとなく実感した。
これまでは何かを成し遂げたり、トラブルを解決したり、大きなオーダーをとっても:
- できて当たり前
- それが仕事
- みんなやってること
だったので、何かを頑張っても特に評価されることはあんまりなかった。
それどころか:
- やり方が気に入らない
- お前の態度は失礼
- 俺ならもっとうまくできた
と、評価が下がるようなコメントを周囲からもらうことの方が多かった。
何をやっても評価をあげるのは難しかった。
メールの文面や話し方がぶっきらぼうすぎるとか用件しか書かないのは失礼というので、よく怒られていたのを思い出す。
見てくれて、評価してくれている人というのは必ずどこかにいて、困った時に助けてくれたり、腐らないように気にかけてもくれる。
それが今回はたまたま役員だったというだけの話、くらいに考えてこれからもコツコツ地道に頑張っていきたいと思う。
今でも思うけれど、前の会社にいた時にとってきた完成車メーカーとの次世代パワートレインの共同開発案件は社長賞とかでもおかしくないような仕事だったと思う。結局その出張をしている時に転職を決定づけるような事件が起きて会社辞めることになったんだけれどね。
終わり