職務経歴書ってどうやって書いたらいいか、2回目の転職活動中だがいまだによくわからない。これという確実な正解も、正直見つけられていない。
私はセールスの仕事をしているのだが、職務経歴書に自分の売り上げというのは書いていない。
- B to Bの商売であること
- 設備自体が高額なため、取引先の事業計画に大きく売り上げが左右されること
- 担当している客先によって、売り上げに大きな差があること
- 自分ひとりで売っているわけではなく、工場やサービスなどの助けがあるから売れていること
決して自分の力だけで設備が売れているわけではないし、B to Bの商売をやっている会社に「俺が売ってます!」「俺の売り上げが会社支えています!」というような人があまり必要ないと思っているので、売り上げを評価して採用する会社にはあまり入社するつもりがない。
もちろん、会社を発展させていき、売り上げを伸ばしていくためには優秀なセールスが必要なのだが、自分を前面に出してくるセールスのスタイルが好きではないという話だ。
逆に職務経歴書にどういうことを書いたかというと:
- 機械加工の工程が一通りわかっている
- 図面が読める(図面の考え方や公差などが理解できる)
- 機械搬入~据え付け~現地工事までの業者や社内との調整などができる
- 設備の輸入先であるアメリカやドイツの会社と、親子会社間とはいえ金額や納期の調整ができる
- 英語での実務経験が豊富にある
- 熱処理、機械加工などに関する英語については、実務経験も豊富で抵抗なく入っていける
親会社のアメリカ人とかに仕事の内容を説明すると、私の仕事はセールスというくくりになるのではなく"Project Management"という仕事のくくりにより近いようだが、日本の設備関連のセールスをしている人って大体こんな感じだと思っている。
こんな感じのことを風船を適当にふくらましながら、ぼろが出ないように職務経歴書に書いていって、書類選考が通れば面接に行くような感じである。ポイントは私が文系ということで、文系にしては珍しく、機械加工や熱処理などに対する理解が深いという点なのである。
ちなみに、マネジメントの経験はないし、後輩もいないので、マネジメント経験について、職務経歴書の中では一切触れていない。34歳という年齢ではマネジメント経験があればいいのだろうけれど、仮に今の会社で課長とかになってもそもそも部下となる後輩がいないので名ばかりもいいところの管理職である。
そんなんで、職務経歴書を作り上げて、転職活動を進めているのである。しかし、いまだに、職務経歴書の正解というものがわからないでいるのも、事実である。