ちょっと、俺

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なぜプルデンシャルを選ばなかったのか

毎日更新を楽しみにしているブログがあります。

 

↓これね↓

www.pamda.xyz

 

プルデンシャル生命の営業マンが自分の人生について暴露しまくっていくブログです。文体が結構好きなのと、信じられないくらい下世話な営業手法がたまりません。

 

2017年5月28日の更新の中でちょっと気になるというか、コメントしたい一文があったので引用と、私の意見をお伝えしようと思います。

 

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どうして「保険の話」ってなるとみんな拒絶反応を起こすんだろう。今回に始まった事じゃないけど、数々のサークルや合コンで戦ってきた戦友(とも)達でさえ、「イヤだ」と言われてきた。正直、プルデンシャルの話は聞いた方が良い。マイホームの次に高いと言われ、人生で何千万円も掛けるような商品を言われるがままにテキトーに入っている人たちのなんと多い事か。もうね、アホかと。そんな輩は未だに小一時間問い詰めたいワケですよ、でもここで問い詰めると長くなるので辞めましょう。

 

私にもプルデンシャルに勤めている友人がいます。もちろん、彼が転職して早々保険に勧誘された。で、断ったんですけどね。保険の営業が気づかない、私が当時断った心理を書いてみようと思います。

 

***

 

6年くらい前、私が結婚と同時に東京へ越してきたとき、高校時代の同級生だったY君から連絡があった。「近くに住んでるんだ、久しぶりだし飲みにでも行こうぜ!」とのみの誘いが。彼と最後にあったのは大学3年生くらいの時なんで、当時で5年ぶりくらいの再会だった。

 

高校1年の時同じクラスになり、なぜか気が合った私らはテスト期間前なんかはよく一緒に帰ったり勉強したりしていた。お互いに上京して大学も近くだったので、大学生になっても年に一回くらい会ったりしていた。つかず離れずくらいの適当な友人関係だった、と、今では思う。

 

懐かしさもあり、飲みの誘いは二つ返事でOKした。

 

***

 

確か土曜日の夕方だったと思う、平日じゃなかったのは覚えている。妻に外出の断りを入れ、私はペラペラの私服で予約しておいたお気に入りの焼き肉屋へ向かった。旧友との再会なので、足取りは軽い。

 

しかし、再開した彼はパリッとスーツで決めている(しかも結構高そう)。

 

私:「仕事帰りだったの?」

Y君:「そうだね、俺転職して保険屋になったんだ。休みがなくて大変だよ。」

 

大変だなぁ~と、のんきな私は思いながら焼き肉屋へ。酒を飲みながら近況報告や馬鹿話かと思いきや、話は彼のペースで保険営業の話になってしまった。しかも、彼は酒を飲まないしネクタイも外さない。

 

当時、結婚したばかりだった私は月3,000円くらいの傷害保険からもう少しランクの高い保険に変えようとしていたので、これ以上にないベストタイミングでの営業(飲み会)だ。

 

しかし、私はプルデンシャルの保険は選ばなかった。

 

なぜか?

 

私は保険の営業マンと飲みに行ったのではなくて、旧友と飲みに行ったからです。

 

私が期待していたのは、保険の営業の話ではなくて、学生時代の思い出話や近況報告や馬鹿な話を酒を飲みながら面白おかしくすることでした。

 

酒も飲まず、ネクタイも外さず、最初から最後までパリッとスーツで決めて、保険の話をしている彼を見て私が感じたのは、「あぁ、この人は旧友との再会に来たのではなくて、保険の営業に来たんだなぁ~」ということでした。

 

もしも彼が私と同じようにペラペラの私服で現れて、酒を飲みながら馬鹿な話に花を咲かせて、最後に「俺、今保険の仕事してるんだ」と言って名刺でも渡していたら、多分連絡していたし、プルデンシャルを選んでいたと思います。

 

身の回りの人はポテンシャルカスタマーだからどんどん勧誘するべきでしょう。でも、旧友に対するアプローチのし方とか、もっとやり方があったんじゃないかなと、今でも思います。

 

そういうこと。

 

おしまい