ちょっと、俺

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引越し屋の過剰な値引きについて思うこと

そろそろ引越しなので、引越し屋から見積もりをとった。

見積もりは3社から取得しようと思っていたが、2社目のサカイ引越しセンターに早々に決定。

11万5千円くらいの金額を一回提示されて「他社を見てから決めます」というのだが、必死に食い下がる担当者(その前に来ていた他社は13万円くらい)。

「金額も悪くないし、近いので、他社が9万とか8万じゃない限りは、値段以上のアドバンテージがあるのでそのままの金額でいいよ」といっても、なんとしても即決してほしいようで「10万ならどうですか?」と引き下がらないので、10万円で決めた。

今の家はサカイ引越しセンターの営業所から歩いて2分くらいのところにあり、引越し先は今の家から歩いて2分のところなので、徒歩5分圏内で引越しが完了する、「値段以上のアドバンテージ」というのはそういうところなのである。

「近い」という圧倒的なアドバンテージがあるので、他社より少しくらい高くても第一候補だったんだけれど、どうしても即決してほしいということで値引きを持ち出してきた。彼の営業成績が成約の件数なのか、売り上げの金額なのか、利益率なのかは知らんが、会社に多くのお金を持って帰るのが営業の仕事なので、そんな無理な値引きをしないでもよかったんじゃないかと思っている。

安いのはいいことだけれど、安すぎるのとか、競争のための過剰な引き、決断を促すための過剰な値引きを繰り返しては会社や業界は発展しないと思いながら、必死に値引きを入れる若手営業マンの彼の姿を見ていた。

10万で3人来ると言っていたが、資材や車両費を考えても人間一人を1日動かすのに3万前後は安いし、彼の営業経費も乗ってこの金額だと、引越し業界がブラックだというのも、納得しかできない。

終わり