こんにちは。
この前久しぶりに『るろうに剣心』を読んだんですよ。今から20年くらい前に少年ジャンプに連載されていて、今でも根強い人気を誇る少年漫画の金字塔ですね。
詳しくはWikipedia先生↓
『るろうに剣心』の中期には志々雄真というボスがいます。
この人です、包帯ぐるぐるで火炎を扱う剣豪です。
志々雄は10本刀という白兵戦に特化した集団や、私設の軍を率いて、明治政府の転覆をはかります。弱っちい明治政府に嫌気がさしている志々雄が目指している世界は、人々を恐怖と暴力で支配する弱肉強食の世界です。
いくら政府が弱っちいとはいえ、一個人が国を転覆させられるくらいの私兵団や白兵戦部隊をそろえられるはずはないだろと、僕も最近まで思っていました。しかし、現実の世界でイスラム国が台頭してきたころに、「志々雄の作ろうとしていた世界だな」と思いました。
人々を恐怖で支配し、国家を転覆させるべく私兵団を率いているという点では、イスラム国はまさに志々雄真です。宗教とか難しいことがかかわっているのかもしれませんが、そこらへんは無視しましょう。
志々雄は国家転覆まで企てて色々準備を進めていたのに、なぜか剣心との決闘を国家転覆と同一視してしまい、剣心と1対1で決闘して敗れたのは本当に愚かだと思います。正々堂々と決闘で決着をつける意味は何もないと思います。
漫画の話なんですけどね。
ちなみに僕が一番好きな『るろうに剣心』のキャラクターは斎藤一です。
この人ですね。性格の悪さが最高でした。
おしまい