こんにちは
以前は優待目的で色々な株を所有していました。
パッと思い出せる限り持っていた株は:
- 極洋
年一回缶詰の詰め合わせがもらえます。贈答用のかなりいい缶詰で、自分でスーパーで買おうとは思わないような缶詰ばかりでした。 - ラックランド
年に2回、三陸地方の名産品(食品)のカタログギフトがもらえます。結構いいものが届いていました。 - 日本コンセプト
年に一度カタログギフトが届きます。 - キングジム
年に一度文具の詰め合わせが届きます。 - 八洲電機
年に一度お食事ギフト券がもらえます。 - ANA
年に二回割引券がもらえます。 - ミューチュアル
年に一度カタログギフト(食品)がもらえます。
ほかにもいくつか持っていましたが、今は優待株をほとんど保有していません。株主優待が本当にお得かどうかというのを考えたときに、本当はお得じゃないような気がして、色々考えて優待目当ての株の保有をやめました。
株主優待のどんなところがお得じゃないのかということについて、です。
食品系
食べ物系優待のデメリット
- 私がほとんど家にいないから、食べる時間がない。
- 詰め合わせなどが届いても中に入っているものが自分好みのものとは限らないので、食べない場合もある。
- 後で食べようと思っていて忘れる。
もらった株主優待の食品は結局親にあげちゃったりして、自分の家ではほとんど消費しません。それって、優待を保有している意味がないんじゃないと思いました。
文具などの雑貨系
雑貨系のデメリット
- 好みの雑貨や必要としているものでなければ、まず使うことはないので、必然的にゴミになる
- サイズとか色をそろえてファイルやノートなどを買っている場合、サイズや色がバラバラなので統一感がなくなる。結局使わないでゴミになる。
- 要するにゴミになる可能性がかなり高い。
- 実際に手帳やファイルをもらいましたが、ほとんど使わずにゴミになりました。
割引券や食事券など
割引券や食事券のデメリット
- 使用期限や額面の金額などに縛られて買い物をしてしまうので、買い物に制限がかかりストレスになる。
- 売ればいいというけれど、金券ショップに行って売るのがそもそも面倒くさいし手間になる。それなら素直に配当金をもらったほうが手間もないしお得。
- 売らないで保有している場合「使わないといけない!」という義務感が発生してしまう。
- 割引券などの場合はしょせん割引券なので、安く買えるというメリットはあるけれど、お金を使わないといけないので、配当を込みにしてもマイナスになる場合がほとんど。そのサービスが好きならいいかもしれないけれど、どうでもいいならそもそもお得じゃない。
- QUOカードやジェフグルメギフトはいいかと思うんですが、財布が厚くなるのが嫌なのでそういうのあんまり持ち歩きたくないというのもあります。
株主優待って損しているような気がする
食べきれない食品だったり、使わない文具だったり、いらないサービス券や食事券でも、もらったときはそれなりにうれしいのですが、時間をおいて冷静に考えるとほとんどが不用品やゴミになってしまうものです。
企業も株主優待にはそれなりのコストをかけているはずですが、将来的に自分の家でゴミや不用品になったり、人にあげたりしてしまうのなら、株主優待に使うコストを配当に回してくれと思ってしまいました。
優待内容が突然変わったときで「この株もういらない」と思っていても、値段が思ったように上がらずに売れないで資金の流動性が悪くなったりするというデメリットもあります。
そういうことで、優待目当てに株を保有するのをやめました。
資産形成や貯金、投資などは楽しんですることが大切です。株主優待をもらってうれしい気持ちになったり、割引券でお得に楽しく遊ぶことは、理にかなっているとてもいいことだと思います。
おしまい
株主優待ハンドブック 2017-2018年版 (日経ムック)
- 作者: 日本経済新聞出版社
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/06/26
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る