痔瘻の手術から二ヶ月弱、三度目の外来に行ってきた。
医者「その後調子はどうですか?」
俺「排便時の痛みもなく、時々少し血が滲むくらいの出血があるくらいです」
医者「滲出液は出ていますか?」
俺「止まっているか、出ていてもものすごい微量でわからないと思いますので、お尻にガーゼ当てるのもやめました」
医者「それでは傷を見てみましょう」
医者「傷は綺麗に治ってきていますが、表面が少し赤くなっているので、炎症を抑える軟膏を出しておきます」
医者「次回は一ヶ月後くらいに来てください、それで痔の治療は完了になります」
俺「それでは年末の最終日にお願いします、先生はお休みしますか?」
医者「私は出勤する予定ですので、その日でOKです」
***
俺「そういえば、心臓の検査の結果が出まして、心不全と診断されました」
医者「あらら」
俺「先生が言ったのと同じように心臓の医者も『発見が早く運がいい』と言っていました。手術を決定してくれたことも、異常を見つけてもらったことにも、大変感謝しています。本当にありがとうございました。」
医者「発見が早いというのは大切ですからね、お大事になさってください」
***
さて、お尻の違和感もほとんど感じることがなくなり、手術後の経過の変化も前回の診察からほとんど変化がない。完全に日常を取り戻した感じで、時々出血したり、ちょっとお腹を壊した時に痛みを感じるくらいの生活に戻っていっている。
治療や通院ももう少し時間かかるかなと思っていたけれど、そんなことはなく、手術から三ヶ月くらいで外来での通院も終わる見込みだ。お尻だけじゃなくて、心臓も含めた検査期間のほうが辛く長い時間だったと思っている。
ということで、次回
痔瘻編最終回!