2007年くらいに登録しているので、15年くらいFacebookのアカウントを維持している。20代前半から30代後半までの周囲の変化というのを、SNSを通じて感じることが多い。おじさんになってもSNSを監視し続けて感じた周囲の変化を綴りたい。
20代前半(2000年代後半)
大学の友達とBBQやりました!
スノボ!
大学卒業しました!
卒業記念パーティーです!
卒業旅行で海外きました!
楽しいです!
20代中盤〜後半(2000年代後半〜2013年頃)
車買いました!
会社のパーティーです!(学生時代よりキラキラ)
出張です!
海外出張です!(空港の写真)
20代後半〜30代前半(2013年頃〜2018年頃)
結婚しました!
新婚旅行です!
子供産まれました!
〜この辺からフェードアウトする人が増える〜
もう一人産まれました!
〜二人以上子供のいるお母さんになっている場合、完全にフェードアウト〜
ユーザーが爆増し、若者か同世代のためのSNSだったFBがいつの間にかおっさんのためのSNSになり始める。SNS内に猛烈な勢いでおっさん臭さが漂い始めたのはこの頃だと記憶していて、そういう事情もあってかアクティブユーザーが激減。
30代中盤〜30代後半(2018年〜2023年/現在)
過疎化、アクティブユーザーはほとんどいないが時々観測される友人の投稿にも変化が訪れる
父が亡くなりました・・・
母が亡くなりました・・・
俺もそんな歳になったのか。
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家族でキャンプ!
家族でスキー!
家族でBBQ!
子供が小学校に入りました!
子供に手がかからなくなったのか、こういう投稿も少しずつ伸びていく。
しかし、過疎化しているのは間違いなくて、友人の投稿などが観測できるのは月に一度あるかないかである。
ゆっくり振り返ると、人生の足跡みたいなのをマジで辿れる
1985年生まれで、2000年を少し過ぎた頃から大学生やっていて、SNSの黎明期から最盛期、過疎期までを一通りなんとなく体感している。実名SNSはおっさんが入ってきたら終わりだというのは、俺の個人的な意見。
大学卒業→社会人→趣味と仕事に没頭→恋愛は表に出さず→結婚→出産→子育て→両親の死、というところまでを一連の同世代の流れとして観測できている。自分にも両親の死というのは意外と近いところまで迫っているのかもしれない。
俺の過去の投稿も振り返ってみると、見事に同世代と同じ感じで進んでいる。結構世間の流れから外れたところを生きているかと思っていたけれど、案外そうでもなく、堅実な人生を歩んでいるのかもしれない。
これは昔飼ってた猫の写真、死んでからもう3年も経つ。
またね