娘(小1)の友達、保育園からずっと一緒で結構知っている子。運動も勉強もできる憧れの子。
気づいたらチャレンジをやっていて、4歳くらいから公文で算数と英語の勉強を始めて、5歳くらいから水泳を習っている娘の友達。休日に公園で一緒に遊んだりしているんだけれど、チャレンジ、公文、学校の宿題を全部終わらせてからじゃないと遊べないとか言っていて、毎日宿題を一所懸命こなしている。学童も親との交渉の余地もなく毎日18時まで残っている。
そんな憧れの友達だけれど、3ヶ月くらい公文をお休みしているらしい。朝は学校に行きたくないと騒ぎ、公文もお休みして、学童も17時半に帰るようになった。あんなにも優等生路線を歩んでいたのに、いつの間にか脱線しそうになっている。
いくつか思い当たる理由:
- 学級担任が抑圧的なので、家でも学校でも圧政を敷かれて疲弊してしまった。
- 学童に行っていない子の方が多いので、自分が学童に行くのに納得できない。
- 勉強の量が多い(公文/英・数、チャレンジ、学校の宿題)。
- 学童の子はバラバラの時間に帰る(15:30におやつ食って帰る子もいるし、18:00の最後まで残っている子もいる)。
- 親のプレッシャーがきつい。
- 金持ちでも、私立中学に進学する子が多い地域でもないので、小さいうちからゴリゴリ勉強している子が少ない。
と、色々な要因が子供の精神的な負担になっていて、公文はお休みして学校も行きたくないって騒ぐようになっちゃったんだろうな。勉強は続けていくのにもモチベーションが必要で「算数なんて意味ない」「英語なんてできてもしょうがない」と子供に思わせないように上手く導いてあげるのも、負担になりすぎないような感じにすることも大切なんだと俺は勝手に思っている。
夫婦揃って仕事で英語話して海外行くような仕事をしている我が家、娘は「大人は全員英語話せる」って本気で思っているし、自分も大人になれば自動的に英語が話せるようになると信じてやまない。
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ある日の娘(小1)との会話
娘:私は漫画家になるから大学には進学しない
俺:漫画家になるから大学に進学しないのは別に構わないけれど、大学出て漫画家になった人もいっぱいいるよ。手塚治虫、赤松健、高橋留美子、藤田和日郎、吉本浩二、さくらももこ(短大)、思い浮かぶだけでもこれくらいは大学でている。漫画家は大学を出ないでも出てもなれるけど、大学を出ないとできない仕事も沢山あるから、安易に「大学行かない」という選択はしない方がいいと思うよ。私立大学の医学部以外なら出してあげられるくらいのお金は用意しておくので、人生の選択に大学はいつも置いておいてほしい。
「朝起きて会社に行くのが嫌だ」って言って漫画家になって大成功した鳥山明っていう人がいるけど、鳥山明レベルで大成功できる人は漫画家数万人に一人なので鳥山明はロールモデルにならないと思う。
娘:・・・・
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終わり