35歳過ぎの中途採用のサービスエンジニアとそのマネージャーと一緒に出張した。中途の人が結構怒られていて「新卒じゃないだろ？」とか「新卒なら教えるけど」とか、ずっと言われていた。ネジの回し方や道具の使い方、基本的な機械の構造の理解とか、営業の俺から見ても「ちょっとなぁ」と思うので、続けられるかどうかもちょっと微妙な感じだ。
俺も昔技術屋の真似事のような仕事をしていたけれど、あまりにも適性がないのに自分で気づいたため今は営業の仕事をしている。彼の手つきには器用さが感じられないので、多分俺と同じ感じなんだろうけれど、営業の仕事ができそうな性格でもないので、これからも苦労するんだろうな。
サービスエンジニアにもいろんなタイプがいて、
- コミュ障だけど抜群の頭の良さと発想力で客からの信頼を勝ち取る人
- コミュニケーションはうまいが口だけでそこまで手は動かない人
- 手先が器用でいろんな細かい仕事を丁寧にこなせる人
- 手順を理解しながら人をまとめるのが上手くて、人の上に立って現場を回せる人
- 体力があって力のある仕事やタフな仕事が得意な人
- 道具の使い方がうまくて、あっと驚くような方法で分解や組み立てを行える人
- 単純な仕事を淡々とこなせる人
いろんな人がいて、いろんな人の特性をうまく組み合わせながら仕事をしている。彼も何か自分なりの特性を見つけ出して、組織の中でうまく生きていく術を身につけるといいと、おじさんは勝手に考えている。
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今の会社に中途で入ったけれど、自分から人に聞きに行くか、過去の経験からどうやって振る舞うべきかを自分でなんとなく考えて仕事をして2年くらい生きている。それでうまくいってるから「まぁいいんでしょう」と、勝手に思い込んでいる。
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終わり
