ちょっと、俺

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親の学力、子の学力

親から「予習復習」と言われて育ったんだが、予習の仕方や復習の仕方を教えてもらうことはなかった。親は予習復習の大切さには気づいていたんだけれど、自分で実践したこともなかったんだと思う。子供に言葉を投げかけることはあっても、どういうふうに導いたらいいのかというのは、わからないまま声がけだけしていたんだろうと思う。

どうやって勉強するのか、どうして勉強しないといけないのか、勉強したり進学したりしたらどういうことができるのかというのは、親から教えてもらったことはなかった。成績が悪ければ親からは怒られて、怒鳴られていたけれど、子供の成績を上げるために親はリソースを注ぎ込んだのかと言われるとそれはすごく微妙な話だったと、今更ながらに思い返している。

両親は二人とも高卒でそこそこ成功してしまったがゆえに「高卒でものしあがれる」という思いもあっただろうし、時代もあって「人生何とかなる」という思いも強かったんだと思う。結局俺は5流の私立大学を卒業したが、進路決定についても、親からは的確なアドバイスはなかった。

小学校1年生になった娘の勉強を毎日見ている。家庭学習のひらがなの書き取りと算数のドリルを一緒にやっている。学校に持っていくものを一緒に詰めている。子供の勉強や学校生活に、自分のリソースをまぁまぁ割いている。俺が子供の頃、両親はここまでリソースを割いていたくれただろうかと言われると、多分そうじゃなかったと思う。自分の子供には少しでも将来の可能性を少しでも広げてもらいたいと思っている。

なんかうまくまとまらないんだが、終わり