ちょっと、俺

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煽られないように運転することも大事

2022年5月1日

ここ数日、SNSで東金道路での黄色いCH-Rの煽り運転が話題になっている。前後の動画とかも含めて見たおっさんの所見を好き勝手に書きたい。煽り運転を擁護する気もないし、煽った奴を擁護する気もないのは予め断っておきたい。

煽り運転は厳罰化されたし、ドラレコも普及したけれど、煽り運転をする奴はこの世から消えない。飲酒運転が厳罰化されたけれどこの世から消えないのと同じようなもんで「世の中のほとんどの人が自分と同じ価値観や注意能力や自制心を持っている」と考えるのがそもそも間違いなんだと俺は思っている。大体そんな理屈がまかり通れば、世の中の犯罪なんてほとんどなくなっている。

「ドラレコ録画中」とか前後に貼っていてカメラで写せるようにしていても無駄、カッとなればそんなの気にしないし、そもそもそんなのを気にしていない人もたくさんいる。ネットやマスコミに投稿すれば拡散されて警察が動いて検挙されるかもしれないけれど、そんなのは氷山の一角で、煽り煽られなんて世の中に山のように存在していると思っている。

煽られて事故に遭って、煽った側は厳罰になるのは間違いない。でも、煽られた結果事故にあって命を落とすかもしれないし、楽しい旅行も台無しになるかもしれないし、重大な後遺障害が残るかもしれない。煽られた側は悪くないけれど、結果事故にあったりすれば、痛いのは自分だし死ぬのも自分だ。「ドラレコ録画中」のお札があるから事故の被害が軽くなるなんてことはない。

煽り運転や違反速度で走るのが悪いのはいうまでもないんだけれど、運転するときは周りをよくみて「この車おかしいな」と思ったらさっさと道を譲ったり、追い越したり、間に車を何台か入れたりするのも大事だと思う。煽り運転をするような人に絡まれない運転をするというのも、自分自身の身を守るために大事なことだといつも思っている。

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何年か前に湾岸線でものすごいスピードのポルシェか何かに後ろから追突された死亡事故が起こったときも、3車線ある高速道路の真ん中の車線をノロノロ走ってトラックにまで追い越しかけられるくらいだったんだから、一番左側を走っていれば防ぐことのできた事故だったとも思っている。後ろから追突したやつがダメなのは間違いないんだけれど、事故や事件に巻き込まれないような運転をするのもまた大事。裁判で勝ってもドラレコで録画されていても、死んだ人は帰ってこない。

終わり