ちょっと、俺

読者は主に自分のブログ

自分が引っ越して兄が借金をした理由がよくわかる

2021年の11月に引っ越したので、既に1ヶ月が経過した。引っ越しに際して色々なものを捨てたし、色々なものを新しく買った。色々な契約を清算して、新しく色々なものを契約した。前の家には10年も住んだので、色々な物があったし、清算が必要な契約も色々あった。ずいぶん金がかかった。

幸いうちは妻も俺も仕事をしていて、お互いにそれなりに蓄えもあるので、蓄えを少し切り崩してなんとかやり過ごせそうな感じである。虎の子の子供の学資と投信や株式には手をつけないで切り抜けられそうだ。

詳しく計算していないけれど、新しい家には50万以上100万未満の金がかかっていると思う。

***

3年ほど前に両親に借金を白状した兄は、15年前に結婚した時には夫婦合わせて500万の借金があったという。7〜8年共働きで働いていた時にずいぶん借金を圧縮したと話には聞いている。

しかし、18歳で就職して以来俺が知るだけで、仙台→千葉→仙台→福島(郡山)→結婚→福島(須賀川)→新潟→福島(郡山)→仙台→長男誕生→札幌→釧路→埼玉(所沢)と、転職や転勤で何度も引越している。

蓄えがほとんどないとか借金を抱えている状態での引越しは、かなり家計を圧迫すると思うし、一時的に二重で生活をしていたりするとその分だけコストがかかるので「お金がなくなって安易に借金」というのも容易に想像できてしまう。

正社員としてフルタイムで働いていた奥さんも、子供の妊娠と同時に仕事を辞めてしまったので、その分だけ収入も細くなり家計への影響も計り知れないと思う。

自分で引越しをして、引越しにどんだけ金がかかるのかを実感して、兄が借金を膨らませ続け、借金をこじらせてしまった理由というのも今更ながら、よくわかる。

北海道から埼玉に越してきて1年が経った、退職金で借金を清算したとは聞いているが、もう一度借金に手を染めていないか。北海道から埼玉への引越しでは借金をしていないか。子供の習い事にかかる小さなお金は借金で回していないか。

一部上場企業から中小企業へと移って、給料をはじめとした待遇が全然違う、そこのギャップは埋められているのか。なんでも金がかかる東京で金をかけずに過ごす方法を身につけているのか、そういうのも気になるのである。

***

2020年の甥へのクリスマスプレゼントは「いらない」と言われた。2021年の誕生日プレゼントまでは送ったんだが、甥は元気にしているのか、どういう物が好きなのか、何をしているのか、連絡も取らなくなり全然わからなくなってしまい、2021年のクリスマスプレゼントは送らなかった。

多分、これからも送ることはないし、兄との関係も少しずつ自分の人生の中で薄れていくのではないかと思っている。目下のところ問題として残っているのは、兄と家族の関係をいつ、どのように、俺の子供に説明するのかということなんである。

俺の引っ越し先の住所は兄に教えていないし、どの辺に住んでいるのかというのさえ、もはや教えていない。

終わり