2021年7月16日に上の子の保育園のクラスでコロナウイルス要請が出て、学級閉鎖になり、それもそろそろ解けるかと思っていたら今度は下の子のクラスの保育士で感染者が発生し、下の子が登園自粛。自分の身近で、目に見える範囲で、コロナウイルスがどんどん増えていっている。コロナウイルスが、日に一歩、一歩と、着実に自分の生活を蝕み始めている。
今週で登園しなくなって3週間目である。子供が家にいるとやっぱりうるさいし、散らかるし、仕事も捗らないので、できれば保育園に行ってもらいたいと言う親の勝手な事情だけを考えればマイナスな側面ばかりなんだけれど、プラスの側面もあった。
大きなプラスだと思うのは下の子がずいぶん喋るようになったこと。自粛して家にずっといる前まではあんまり言葉が達者じゃなく、口数も語彙も少なめだった下の子がこの3週間くらいでずいぶん喋るようになった。何かを指差して「これ!」くらいしか言えなかったのが、3週間の間にグングン語彙力と知能を伸ばし、何がほしいのか、何を食べたいのか、何が嫌なのか、きちんと意思表示をできるようになって、少しだけ合理的なコミュニケーションができるようになった。
上の子は比較的早い段階から語彙も豊富で発音も明瞭だったのだけれど、下の子はそうではなく少し心配していたんだけれど、どうやらそうではなかったようで少しだけ安心した。少しだけ言葉が遅い下の子を心配して、家では下の子には意識していろいろ話しかけるようにしているというのもあったのかもしれない。
3週間ほどずっと家にいて一番よかったと思うのは、下の子のコミュニケーションの力がぐっと伸びたことだと、感じている。
マイナスの側面もまぁまぁあって:
- 運動不足:とにかくずっと家にいるし、最初の2週間は外出自体も自粛だったのでほとんど運動していないし、外出さえしていない。平日は両親二人とも仕事しているから、外にも連れ出せないし。
- 食費:これまでは保育園で給食を与えられていたのに、急に二人とも家にいるようになったので食費の高騰が半端じゃない。
- 家が散らかる:ずっと家にいておもちゃをぶちまけたり、ご飯をこぼしたり、それを永遠に繰り返しているのに、子供がずっと家にいるのでとにかく片付ける時間がない。
- 電話会議に入る雑音が半端じゃない:この前は俺が電話している時に「バナナうんこだった」とわざわざ報告にくるし、俺が電話会議してる横で騒ぎ出したりするので、かなり邪魔である。俺が喋っている横でブロックをガシャガシャやり始めたときは他の人から「おい、うるさいぞ!」と注意されてしまった。
マイナスなこともあったけれど、下の子が少しだけ合理的なコミュニケーションを取れるようになったのはこれを打ち消すには十分なプラスだったかなとも思っている。
今日はこれから京都に出張です。
それでは今日はこの辺で。