子供を2人育てている、6歳と2歳になる。
上の子も下の子も、同じ保育園に0歳から通っている。上の子と下の子の決定的な違いはコロナウイルスの影響で、特に人間関係に及ぼす影響というか、人間関係の構築に及ぼすネガティブな影響が結構大きいと感じている。どういうところか、個人的なものの見方。
同級生の名前がわからない
これまではそれぞれの教室で子供の受け渡しをしていたんだけれど、今はベランダで子供の受け渡しをしている。教室の入り口には子供の名前が貼ってあって、チラッと見ると名前がわかるんだけれど、ベランダにそういう名簿は貼られていないので、子供の同級生の名前は1人もわからない。ベランダは外から見えるので、まぁ、しょうがないといえばしょうがないよね。
イベントが軒並み中止なので同級生の両親すらわからない
うちで通っている保育園は四半期に一回くらい保護者会があって、一年に一回運動会、時々保護者飲み会みたいなイベントがあって、年に何度かは両親との交流があったりして、両親と子供を紐づけるタイミングが用意されている。
2020年もそうだし、2021年になってからもそうなんだが、そういう機会は軒並み潰されているので、子供の同級生の両親はどういう人なのか、どういう感じで子供と接しているのか、そういうのが全くわからない。
保育士の顔さえわからない
保育士も四六時中マスクをしているので、どんな表情なのか、どういう人なのか、そういうのがわかりにくい。どういう表情で子供と接しているのか、そういうのがわからないんである。
分からないづくしなんである
子供の周りにどういう人がいるのか、分からないづくしなんである。
- 同級生の名前がわからない
- 同級生の両親がどういう人かもわからない
- 先生の名前も顔もわからない(ずっとマスクしているため)
子供がどういう表情の人とどういう風に接しているのか、どういう人間関係の中で、どういう世界で生きているのか、これまでも断片的な情報しか入手しかできなかったんだけれど、その断片がこれまでよりも、もっとずーっと小さいんである。
保育園低年齢のうちはいいけれど・・・
まだ小さい2歳児か3歳児クラスくらいまではこんな感じでも問題ないと思うんだけれど、大きくなって何か問題が起こった時とかに、相手の子がどういう子なのかとか、どういう両親の元で育っているのかとか、そういうのが全くわからない中で問題を解決していくのは大変だろうなと、思っている。わからないことが多すぎて、あらかじめある程度距離を取るとか、そういう対策もしにくい。
会社での人間関係の構築よりも難しいよなぁ
子供を通して間接的に人間関係を構築するので、会社で自分個人の人間関係を構築したり、仕事の幅を広げるのよりもずっと難しいような気がする。会社は座ってれば誰かが話しかけてくるし、必ずチームの仕事が発生して、コミュニケーションしないといけない状況に持ち込まれるけれど、保育園て別にそういうわけでもない。
一年の中に何回か散りばめられているイベントがなければ、誰かとわざわざコミュニケーションしたり、挨拶以上の人間関係を築くことすらない。下の子に関してはそういう状況なので、このままの感じで小学校に上がるとちょっとまずいと思っている。
早いところ騒動が終わって、もう少しオープンに色々なことができるようになってほしい。
終わり