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奨学金を完済することに決めた話

24歳で社会人になってからコツコツ返還してきた奨学金を完済することに決めた。

そんな話。

奨学金の概要

特に繰り上げとかしなければこんな感じ。

数字は2021年の4月24日でまとめたもの。

  • 第二種(有利子)
  • 返還の利率:1.015111111%
  • 貸与総額:2,250,000円(月50,000円*45回)
  • 貸与期間:2004年7月〜2008年3月(45カ月間)
  • 返済予定:2009年10月〜2024年9月(180回)
  • 残返済回数:42回
  • 返済総額:2,437,705円(13,543円/月・13,508円=最終)
  • 残額(元金):555,971円(2021年3月返済終了時)
  • 利子(〜2024年9月):12,800円
  • 残総返済額:568,771

これまでに繰上げ返済は一度もしたことがなく、2009年の返還開始から毎月13,500円の奨学金をこつこつ返還してきた。で、ここで一気に返還することを決めた。

繰り上げて完済

  • 完済申込日:2021年4月24日(土)
  • 残り返還回数:2回(4/27と5/27)
  • 4/27:13,543円
  • 5/27:546,007円(完済)
  • 2回分総額:559,550円
  • 繰り上げによる差額:9,221円
  • 返還総額:2,428,484円

4月24日に完済を申し込んだので、引き落としは翌月の返還日である5月27日となってしまった。

なんで繰り上げようと思ったのか

あと2〜3年で完済のゴールは見えているし、毎月の負担も13,500円なんで、このまま付き合っていってもいいかなとも思っていたし、口座に全額入れてあとは放置にしてもいいとも思っていたんだけれど、色々考えて完済することにした。

  • 最近家を買おうと思い始めたので、できるだけ借入の額を減らしたい
  • 子供が大きくなるにつれてお金がかかるようになっていって、毎月出ていく13,500円を早いところ無くした方が家全体のキャッシュフローに対して優位性が高い
  • 返還に使っている銀行口座は、返還専用なので早いところ解約したい
  • のこり50万くらいのところでちょうどいい具合に50万くらいのボーナスが入ったので、投資に回すか返済に回すか考えて、返済に回すことに決めた

と、まぁ、こんな感じで完済しようと決めた。完済できない金がないわけでもないし、やろうと思えばいつでもできたんだけれど、なんかだらだらいつまでも借りていた奨学金についに決別する決意をした。

昔読んだ話

作家の重松清さんが『うちのパパが言うことには』という短編集というかエッセイでこんなことを書いている。

 あなたが"青春の終わり"を感じたのはいつですかー?そんな質問があたら、僕はたぶん、「奨学金をすべて返し終えた日です」と答えるだろう。振り込みをした日は小雨模様だった。ちょっと恥ずかしいことを告白すると、銀行を出たあと、ぼくはしばらく傘を差さずに、ふふっ、ふふっと笑いながら街を歩いたのだった。

『うちのパパが言うことには』 重松清

社会人になってから10年以上経つけれど、果たして自分が完済する時はどう言う気持ちなのだろうかと、10年以上前に読んだ本を手がかりにその日の自分はどんななんだろうと思い続けていた。

奨学金を完済することを決めて、申し込み、引き落としに使っている銀行口座にお金を振り込むまでの道のり、いつになく足取りは軽く、晴れ晴れした気分だった。晴れ晴れした青空の下、とても気分良く銀行まで歩いていくことができた。

御礼

全然有名じゃない5流の私立大学だけれど、大学4年間をなんとか過ごすことができたのは奨学金のおかげだったし、毎月振り込まれる5万円の奨学金に何度助けられたか、数え切れないほどだ。奨学金の存在そのものに感謝しているし、なかったら大学にいくこともできなかったし、今の仕事につくこともできなかったし、結婚も子育ても経験できなかったかもしれない。

負債を抱えた状態から社会人生活をスタートさせるのはあんまりいい気分ではないし、「この13,000円がなければなぁ〜」と思ったことは何度もあるけれど、完済が見えてきて肩の荷が一つ降りたのと、自分の学生生活は本当に終わりを迎えたと感じた。

ありがとう

さよなら

 

うちのパパが言うことには (角川文庫)

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  • 作者:重松 清
  • 発売日: 2013/07/09
  • メディア: Kindle版