ちょっと、俺

読者は主に自分のブログ

アラフォーの事務員のお姉さんが辞めていく姿に思ったこと

以前勤めていた会社で、アラフォーの事務員のお姉さんたち(独身)がどんどん辞めていくのを見ていた時がある。2〜3年の間で俺が当時勤めていた東京本社の事務員の女性(5人)が全員入れ替わったということがあった。

辞めることが決まってからの引き継ぎとか辞めることを決めたであろう時期からのやる気のない感じとかをみていたり、自分で話して見た感じだと「よっぽど会社が嫌なんだろうな」と十分に感じ取れるくらいだった。

10年かそれ以上勤めて、人間関係も出来上がっている、仕事のやり方もある程度出来上がっていて自分のペースで進められるし、たくさんのことを学ばないといけないストレスもそんなにない、長く勤めていて知識もあって仕事の背景もよく知っているので後輩や営業の男に対しても強く出れる、という感じの人たちだったんだけれど、全員入れ替わった。

仕事の仕方やコミュニケーションが確立されている組織を捨ててでも、新しい組織で人間関係を構築して、新しいことを学んで、お局という立場を捨てて新入社員として出直す、そういう苦労を自分から選ぶくらいには会社が嫌だったんだなと思うし、そこまでして「嫌だな」と思わせるものを探ろうとせず全員を笑顔で見送っていたマネジメントは心底無能だと思っていた。

不公平感満載の人事とか、過激な男女差別とか、長時間労働とか、パワハラとか、そういうところに問題があるというのに気付いているのに、それを是正できないところに問題があったんだけれど、それから何年かたってもいまだに是正できていないと時々聞く。

そういうところだぜ?

終わり