20歳の頃、外国語とか言語学とかに傾倒しないで、それに使っていた金とか時間を全力で投資に振り向けていたら、もしかしたら今はもっと違った人生を歩んでいたかもしれない。
結局学問の道を諦めて民間企業に就職して、もう10年以上経つ。
大学を出たとはいえ五流の私立大学で、しかも文系。人よりも一所懸命外国語を勉強していたから、今のようなキャリアパスの中にいて、そこそこ稼げているのかというのも同時に考える。
株とか投資に自分のリソースをもっとたくさん割いていたら、もしかしたら今はもっと金持ちかもれしないけれど、外国語という力を身につけることはできなかったので、今ほど稼げていなかったかもしれないし、妻と知り合うこともなかっただろうと思う。
自分の人生の選択肢の何が「正解」というのは、いつまで経ってもわからないかもしれないけれど、自分が選んだ外国語とという生涯にわたる進路は間違えていなかった、と、信じたい。
今は世界的にそこそこ有名な企業で営業の仕事をしている(外資)。
終わり