ちょっと、俺

日常のちょっとしたこと

最良の選択肢

兄(39)から仕事を辞めると連絡があった。自己都合ではなく会社都合退職、要するにリストラにあったというわけだ。普通ならここで「がんばって次探そうぜ!」と応援するところだけれど、そうも言ってられない事情がある。

兄夫婦は揃って多重債務者であり夫婦で約300万円の借金がある(と聞いている)。2019年の年始に父親に借金を白状し、救済してもらおうとしたところ、父親の建てたファイナンシャルプランについて行けずに喧嘩別れ。それ以来両親とは絶縁状態が続いている。借金が本当はいくらあるのか、どこから借りているのかというのは、兄夫婦以外誰もわからない。

俺のところにわざわざ連絡してきたのは仕事を辞めることへの報告もあるのだけれど、本題は「部屋を借りるときの保証人になってほしい」ということ。これまでは、(借金のことを知らない)父親が保証人をやってきたんだけれど、父親と絶縁状態にあるため俺のところに保証人になるように依頼が来たという話。

俺自身が守銭奴みたいに思えるかもしれないし、いろいろ冷たい奴だと自分でも思うし、人としてどうなんだとも思うけれど、情に流されないためにも自分の考えをきちんと整理しておきたい。

ちなみに、保証人になるつもりはない。

今後について

  • 2020年8月末日をもって退職(会社都合)
  • 退職届は2020年6月中に提出予定
  • 最後の給料は2020年9月に退職金と一緒に振り込まれる(多分9月の給料は振り込まれない)
  • 割増退職金で借金を完済する予定(いくら退職金をもらえるかはわからない)
  • 借金を完済後(10月以降)に東京へ引っ越す
  • 次は東京で仕事探そうと思う(現在は釧路在住)
  • 次の仕事は特に何をしたいというのはない(スキルや資格は特になし)
  • 会社都合退職なので失業保険はすぐにもらえるので当座はそれで凌ぐ
  • 離婚はしない
  • 家族みんな(犬猫含め)で引越し

もうちょっと細かい話もしているんだけれど、大枠はこんな感じ。で、東京に引っ越すのに当たって家を借りるときの保証人になってほしいということ。

俺の考え

まずは父を頼るべき

俺みたいに遊びで株とかやってるのと違って、父は祖父の残したわずかばかりの遺産をリスクをとりながら運用して、不動産経営して、アパート複数棟の資産を1代で作り上げたガチのやり手。

会社は定年退職したとはいえ、社会的信用、持っているコネ、管理手法、一発で動かせる金は、俺なんかとはレベルが違うので「親に頭を下げてなんとかしてもらう」のが彼が今持っている最強のカード。父は「人間的にどうよ?」みたいな時が多くて反発したいのもわかるんだけれど、ジョーカーなのは間違いないので、プライドなんて捨てて頼るべき。

父に頭を下げて仙台に帰れば、住むところと仕事はなんとか世話してもらえると思うので、親が健在のうちに頼るべき。俺も弟も、俺の妻も「父を頼るべき」以外の言葉が出てこない、マジのジョーカー。60を超えても頼れる親というのが、そもそも稀。

どうしても親に頼りたくない場合

意地とプライドが邪魔してどうしても親に頼りたくないというのなら、俺がなんとかするけれどその場合の条件。

  • 犬猫は処分する
  • 仙台(地元/生まれ故郷)で仕事をする、もしくは札幌
  • 退職金は返済に全部使わないで現金は残しておく
犬猫の処分

道外に犬猫を連れ出すだけでもお金かかるし、ペット可の賃貸物件なんて高いんだから、犬猫は手放す。「飼い主の責任」とか「動物の命」とかいう人もいるだろうけれど、自らの生活を破綻させてまで犬猫の飼育を続けるべきでは無いと思っている。

地元で仕事をする

なんで東京にいきたいのかはわからないけれど、特にやりたいことがないんなら仙台で仕事をした方がいい。知ってる土地かどうかというだけで、仕事のやりやすさとか全然違う。俺が東京にいるから頼ってくるのなら、それは間違いで、俺は出張が多くて家にほとんどいないし、妻には「相手にしないでいい」と伝える。

なんらかの理由で地元が嫌だというのなら、札幌。就職活動で北海道と東京を何往復もするだけで、簡単に10万単位の金が飛ぶ。釧路よりも札幌の方が仕事があるし、往復も簡単なので、札幌で仕事を探して、生活を立て直して、それから東京や仙台に転勤の希望を出したりしてもいいと思う。

現金は残しておく

大規模なリストラで退職金に割増がつくようなのだけれど、税引き後300万行けば御の字。それを全て返済に使ってしまうと、再び借金をするのは明白。

  • 就職活動をするのに必要な現金(往復の飛行機代/宿代/飯代)
  • 新生活を始めるのに必要な現金(引越し代/廃棄物処理代/学用品/交通費)
  • 無職期間に必要になる国保や社会保険料の支払い

就職先が爆速で決まって、全てうまくいって、100万で収まればいいところ。俺の見立ててではもう少しかかる(150万くらい)。退職金を全て返済にあててしまうと、この辺の費用を捻出できずに再び借金するので、なんの意味もない。

退職金というまとまったお金は返済の目処を付けるのには絶好の機会なので、3社から借りていると言われている借金のうち2社を完済し、カードも解約。もう一社は月の返済が2〜3万で5年くらいで返済できるように圧縮し、残った現金はとっておくというのが、俺が考える最良のシナリオ(のような気がする)。もちろん、圧縮した借金がまた膨らむという可能性も否定できない。

口は出すけれど金は出さない

他にも生活の改善とか、スマホのプランの見直し、外食の見直しとか、色々言いたいことはあるわけですよ。でも、あんまり口を出しすぎて、拗ねて関係が悪くなると消息も終えなくなるので、ある程度わかったふりしながら話を聞いて、時々口を出すくらいの感じにしておこうと思っているんですよ。金は一回でも貸してしまったり肩代わりしてしまうとむしり取りにくるのは目に見えているので、金を貸すことはないし、借金を肩代わりすることも考えていない。

兄夫婦には子供がいるので、必要に応じてその子をうちで預かるくらいのことは視野に入れている。子供は金がかかるので、子供を一時的にでも俺たちが預かれば負担も減るでしょという考え。子供のためを思うのなら、それも悪くないかなと思う。というか、兄に借金があると分かった頃から「甥っ子を預かる」というのは俺の人生の選択の中に組み込まれている。

仕事は「あれは嫌だ」とか「これは嫌だ」と選り好みしているけれど、40歳、高卒、資格・特技なしは、選り好みしないで仕事を決めるのはかなりきついと思うぞ。俺は35歳で3回ほど転職して今は4社目だけれど、英語が喋れるのと文系の割に技術的な知識や経験が豊富だから割と簡単に転職できているだけだ。

人生に嵐が吹き荒れそうな雰囲気になってきたな。

 

終わり

 

 

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