ちょっと、俺

日常のちょっとしたこと

儲かってるうちにすること

「今ならまだこのビジネスで儲かっているから、このビジネスで儲かった分を他分野の研究開発に回したり、他社を買収する原資に回したりすればいいのになぁ〜」と以前思っていた時があった。その時に関わっていたビジネスは自動車の形態の変化と共にマーケットが小さくなって行くのが目に見えていたし、大手の自動車メーカーも軒並み「2020年以降の投資計画は未定」とする分野だったので、先細りをするのは目に見えていたんだよね。

 

その技術で100年以上商売を成立させてきて、会社の売り上げの大部分を稼ぎ出しているのはわかっていたんだけれど「いや、ここで他の技術とかに先行で投資していかないとジリ貧でしょ」と思っていた。技術的に優位性が高くて競合がほとんどいないとか、高度成長を支えた技術であると言うのはわかるんだけれど、「過去の栄光とこれまでのマーケットにすがりすぎているんじゃないかなぁ〜」と言うのが当時持っていた感想。

 

大きな金を生み出したり創業に関わる技術を保有している部署は、声の大きい人が多かったり、「俺の稼いできた金」という人や「企業としての創業の精神」とかいう人がいるんだけれど、そのビジネスで儲かって資金を潤沢に持っている間に次のビジネスへの投資や開発を進めていかないと、そのビジネスが転けた時とか、競合が増えてきて儲からないビジネスモデルになった時に、次の手を打てるように用意しておかないと、強い組織に離れないよなぁと、そんなことを考えていた。

 

世界的に圧倒的なシェアと技術を保有している会社でも時々「あ、この商品この会社のだったのか」というのがある時みたいに、多角的に商売をしてリソースを一点に集中投下しないでバランスよく配置するのがいいと思うのよ。儲かってる部署とか伝統のある部署にいる人こそ、そういうのを理解して周りの人とうまくやったり、強気に出過ぎないようにしたほうがいいよね。

 

終わり