肉汁の滴る極厚のステーキを家で美味しく焼く方法
完璧なミディアムレアの自宅ステーキ
最高にうまい
ちょっとレアだったがやっぱり美味しい自宅ステーキ。
最高にうまい。
肉は正義
肉こそ正義
最近近所にできたスーパーで極厚肉を売るようになって以来、毎週のように極厚ステーキを食べているおっさんが失敗や成功を繰り返した末にたどり着いた美味しい「厚切り」ステーキの焼き方
家にある材料や道具だけで美味しく焼く方法
薄切りの肉に用はない
肉
オージービーフかアメリカンビーフが好ましい
和牛も美味しいけれど、脂肪分が強すぎて量が食えないので、オージービーフかアメリカンビーフが推奨
肉で腹一杯になるんだろ?
大事なのは肉の重量ではなく、肉の厚さ
肉の重量が500gあっても、面積がデカければ何の意味もない
それはただの面積が広いだけの焼肉だ、ステーキとは言わない
そびえ立つ崖のように高さのある肉を買うのだ
100g/248円のオージービーフ、401g
厚さは堂々の3cm
994円とは思えない大迫力である
部位はまず王道のサーロインが間違いないし、美味しい
必要な道具や調味料
- まな板:味付けたり、肉を切ったり、フォイルの上に乗せるときに使う
- フライパン:テフロンだと温度が上げられないので、鉄製のフライパンが好ましい
- トング:極厚肉は重くて厚いので菜箸で扱うのは不可能、トングを使おう
- アルミフォイル:焼いた肉を休ませるのに使う
- 包丁:筋を切ったり、盛り付け前に切るときに使う
- 皿:肉を盛り付けるのに使う
- 塩:岩塩が好ましい
- 胡椒:粗挽きが好ましい
- サラダ油:鉄フライパンには必ずサラダ油を引く
- タイマー:人間が思っている時間は決して正確ではないので、タイマーで正確な時間をはかる
とりあえずこんだけあれば、うまいステーキが焼ける
バターやニンニク、ハーブなどを入れるレシピも存在するが、シンプルに塩胡椒で食うのが世界一うまい
塩は別に岩塩でも海塩でも、塩化ナトリウムでも何でもいいと思うが「塩と胡椒」のみを使った方がいい
味付けや下ごしらえ
まずは肉を冷蔵庫から出して2時間くらい常温で放置
厚切り肉は熱が通りにくいので、常温に戻すのにも相応の時間が必要だ
酒を飲んだり、アニメを見たりしながら、ゆっくり待とう
続いてスジを切る
肉を柔らかくするのよりは、肉を綺麗に焼くのがスジを切る目的
肉を押してみて硬いところに、包丁を刺していく
別にこの工程はなくてもいいと、個人的に思っている
面倒臭いならやらないでもいいんじゃない?
塩胡椒で味をつける
先に塩、続いて胡椒
味の濃いのが好きとか薄いのが好きとか、色々あると思うけれど、「胡椒はケチるな!」
「胡椒は絶対にケチるな!」
焼く前の完成形
側面にも忘れずに塩胡椒をする
「胡椒かけすぎじゃねぇ?」と感じる人も多いだろうが、こんくらいがうまい
騙されろ、絶対にうまい!
焼く
鉄のフライパンで焼く
まずは煙が出るまでフライパンを強火で熱する
この工程は大事、はやる気持ちを抑えて、まずはフライパンを熱する
今時のコンロは温度が上がると勝手に火が弱くなるのでがほとんどなので、コンロの火が勝手に弱くなるまであっためてもいい
煙が出るまであっためたら、続いてサラダ油を薄く引く
私は面倒臭いのと量も分かっているのもあり、キッチンペーパーなどを使わずに油を大さじ一くらい適当に垂らしてフライパン全体にのばしている
普段鉄のフライパンを使わないのなら、キッチンペーパーを使うのがいいと思う
油が全体に回ったら、いよいよ肉を焼く
私はサーロインが好きなので、サーロインの焼き方
肉を焼く時の火はずっと中火
こんくらい
まずは脂身から焼く。
脂身をまずは焼くので、牛脂を使わない
私は2〜3分くらいかけて、じっくり脂身を焼く
カリカリでトロトロの脂身は、マジでうまい
脂身をある程度焼いたところで、いよいよ本丸に突入
焼く
品質を安定させるために、必ずタイマーを使う
私はミディアムレアが好きなので、3cmくらいのステーキなら最初は2分焼く
ひっくり返す
ひっくり返して焼く
この時点で既に、かなりうまそうなのだが、まだ我慢
私はここで1分半焼く
極厚肉の場合、側面に火が通り切っていないことが多いので、側面を見て赤い場合は側面も焼き色がつくくらいだけ焼く
肉をあげて休ませる
肉をアルミフォイルの上に上げて、包んで休ませる
焼いた時間と同じだけ休ませるのがいいらしい
私の場合は焼いた時間よりも少し多めに休ませることが多い
今回は5分休ませる
休ませる時も、必ずタイマーを使う
肉を休ませている間に、フライパンを洗う
肉の休憩が終わったら、さぁ食べよう!!!
包んでいたフォイルから取り出し
切って
盛り付けよう!
いつものことながら完璧なミディアムレアである
私は妻にも分けるので、包丁で切ってしまうが、自分で切り進めて肉と全身全霊で向き合うのも、もちろんいい!
いただきます!
一口ステーキを頬張ると
「っっっっっっっ!!!!」
何にも言えねぇ
滴る肉汁
カリカリの表面にジューシーな肉
口いっぱいに広がる肉の旨味
トロトロの脂身
まさに口福である
肉を貪り、肉を貪り、肉を貪る
その肉をビールやワインで流し込む
1ポンドくらい軽い!
ごちそうさまでした
ステーキを焼く時のポイント
ポイントというか絶対条件
- 肉の厚さは3cm以上
- フライパンは鉄のフライパンを使う
- 塩胡椒はケチらない
- 脂身から焼く
- 不必要に肉を動かさない
- タイマーを使う
- 焼いた後の肉は包んで休ませる
後は、自分の好きなように焼いて食う
おっさんの過去の経験上、この絶対条件は守ったほうがいい
さぁ、肉を食おう!
おまけ
アメリカのステーキたち
Tボーン
1.5ポンドステーキ
ちょっといい店のステーキ
本場のステーキもうまいぞぉ!
終わり