5月末から7月末まで、2ヶ月ほど休職していました。
人それぞれ違いはあると思いますが、休職中にしていたことをまとめたいと思います。
休職の経緯
休職した理由は長時間労働とパワハラです。
年明けから激務が続いていて、日付が変わってから帰るのは当たり前、早い日でも帰宅時にはすでに家族は寝ているというようなのがずっと続いていたところに、仕事上のプレッシャーと先輩からのパワハラで一気に会社に行く気を失ってしまい、心療内科へ行って「適応障害」と診断書をもらい、休職することとなりました。
休職中にやっていたこと
休職するとなった時に、お医者さんからは「しばらくはゆっくりしなさい」と言われたので、その言葉を馬鹿正直に受け止めて、しばらくはのんびりして何もやらないことにしました。あんまり出歩くこともなく、インドアでできることを多く楽しみました。
ゲーム
こんなにゲームしたの中高生以来じゃないかというくらいゲームしました。1年くらい前に買ったスイッチも時間がなくてあんまり遊ぶことができなかったんですが、時間ができたのを幸いに多くの時間をゲームに費やしました。
主に取り組んでいたゲームは“ストリートファイター30thアニバーサリーコレクション”です。歴代のストリートファイターシリーズのゲームをまとめたオムニバス版で、私は主に“ストリートファイターゼロ3”と“ストリートファイター3 Third Strike”で遊んでいました。Third Strikeのラスボスのギルに何度倒されたか、数えきれないですね。
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続いてプレイ時間が長かったのは“Mario Kart 8 Deluxe”です。というか、ストリートファイターとマリオカートしかやっていませんでした。50cc~200ccまで全てのグランプリで星三つを撮れるくらいまで遊びましたが、家で引いているネットの回線ではオンライン対戦はできないので、一人でずっとコンピューター相手に戦っていました。
ストリートファイターに飽きるとマリオカートをやって、マリオカートに飽きるとストリートファイターをやるという感じで、1時間おきくらいにそれぞれのゲームを行ったり来たりして、大体朝9時から遊び始めて13時頃に飽きて昼飯という感じです。
漫画
流石にいちいち漫画をダウンロードしたりコミックスを買ったりしていたのでは、いくら金があっても足りないので、Kindle unlimittedで読み放題になっている漫画をどんどん読破していきました。人気作品や面白い作品だと一巻はタダでその後は有料とかで悶々とするので、狙ったのは読み切り作品のみです。
結果行き着いたのはレディースコミックの読み切りシリーズで、不倫とか借金、虐待、殺人事件等、そんな話ばっかり読んでいました。月額980円にしては、もとを取るくらい色々な漫画を読んだと思います。
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主にこんなのばかりグダグダしながら読んでいました。大体どれも似たような話なんですが、「ほんとかよ?」と思うような人間関係とかばかりで面白くなってきます。読めるのと読めないのがあるんですが、2ヶ月という時間を考えると十分な量は読めます。
家事
独り身ではなく家族がいるので、もちろん家事もしなくてはなりません。洗濯、買い物、料理が私の担当範囲で、昼は子供も保育園へ行っているので適当に作ることが多かったのですが、夜は子供の分も作らないといけないのできちんと作っていました。6月末に第二子が生まれて、7月に入って妻の母が来てからは、昼も夜もきちんと作らないといけなくなり、午後は買い物へ行って料理をしているうちに過ぎ去っていきました。
飲酒
休職して最初の数週間は夕方からは酒ばかり飲んでいました。今の会社に入ってから酒の量が増えていったのですが、休職する前くらいからは特に量が増え、家族からも心配されるほど飲んでいました。量にすると毎日ビールを2リットル〜3リットル、朝は大体二日酔いで起きるというのを繰り返していました。休職して1月半を過ぎたくらいから落ち着いてきたようで、酒の量は減っていき、休職2ヶ月目の今は大体缶ビールのロング缶を2本くらいまで酒の量が減ってきました。精神的に参っている時に酒の量が増えるというのは、今回の休職を通してなんとなく理解できました。
子供の世話
6月22日に二人目の子供が生まれ、その前後から上の子の世話をして、妻の病院と行ったり来たりしているうちにあっという間に一週間が過ぎ去りました。下の子は退院してすぐに謎の高熱により入院、再び病院と家を行ったり来たりしているうちに、精神的に参った上の子が吐いてしまい、今度は上の子の看病。という感じで、6月20日頃から7月15日頃までの1ヶ月近くは延々と病院との往復や子供の世話に費やされていました。
その他
転職の最終面接、現職との退職のやりとりや上司との面談、心療内科への通院などもおこなっていました。下の子が生まれる前には、上の子が保育園に行っている間に妻と昼食を食べに出かけるなんていうこともありました。帝国ホテルで二人で1万円の昼食を食べたのはいい思い出です。
このハンバーガーだけで確か3,000円以上したはずです。味は、今まで日本で食べたどのハンバーガーよりも美味しかったです。
できなかったこと
マイルを使って北海道へ一人で旅行に行こうと思っていたのですが、まさかの下の子の入院で計画は頓挫してしまい、結局北海道へ行くことはありませんでした。北海道に住んでいる兄や友人に会うのを楽しみにしていたのですが、残念です。
総括してみる
二人目の子供が生まれたときはなんとかできたと思いますが、二人目の子供が入院したとき「これ、休職してなかったら多分詰んでたやつだ」と思い、これだけを見ても休職を選んだ自分自身の決断は間違っていなかったと思います。
目に見えて酒の量が減って行くことや、外出に対する抵抗などが減って行くのを見ても、たった2ヶ月の休職期間でしたが、休職というクッションを置いてから転職へと進んでいったのは間違えていないと思っています。
せっかく時間があるのでもっと勉強しておけばよかったとか、色々な本を読んでおけばよかったということを思わないでもないですが、頑張らずにゆるりとのんびりできたのが早めに回復するという点ではよかったと思っています。
明日から次の会社に行きますが、ピンチになれば休んだり、仕事を変えたりという、後退の選択肢は今でもいくつか残されているので、ゆるりと頑張ろうと思います。
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私の場合は夫婦共働きの上に、ちょっとした貯蓄があったので、休職という判断に踏み切るハードルも低くすることができました。休職する前にはある程度の現金やそれに近い資産を用意しておくことをお勧めします。
終わり