我が社には残業大好きマンが非常に多く、平気で明け方まで残業する人とかもいるくらいである。対象的に毎日定時1時間以内で帰る人もいる。一人ブラック企業みたいな人もいれば、一人ホワイト企業みたいな人が混在している。
残業大好きマンの方が勤務時間が長くたくさん働いているため、どちらかというと古い体質のわが社では残業大好きマンが早く昇進していく。結果、残業大好きマンが幅を利かせる会社となり、みんな残業をするような体質が変わらないで続いていくのである。
私はあまり残業が好きじゃないので、毎日できるだけ早く帰るようにしている。共働きなので、子供が病気になったら私も休むし、妻も休む。子供の保育園の用事で休むときもあるし、家の用事で休むこともある。晩御飯を作る時間はないが、子供とゲームしたり、お風呂に入れたりする時間はできるだけ作るようにしている。
残業大好きマンを昇進させると人によっては周囲にも同じような働き方を求めることがあるので、毎日定時で帰り子供のためにほどほどに有休をとっている家族思いマンを昇進させると組織も残業が少なく、有休がとりやすいものに変わるのではなかろうか。
それと、家族思いマンは妻の話を聞いてあげていたり、子供という理不尽や不都合の塊のようなものを相手にしているので、忍耐力も高いし、部下や後輩の面倒もよく見てくれるのではないだろうか?
もちろん、残業大好きマン全てがブラック企業の要因となっているわけではないし、全ての家族思いマンが妻の話を聞いているとも限らないのだけれど、少なくとも家庭をうまく運営できている人は会社という組織の何人かの部下や後輩くらいをうまくまとめ上げるくらいの度量は持っているのではないだろうか?
終わり