「そういえばうちの周りってセミが多いから、セミが羽化してるところでも見られるかな」と思い、マンションの敷地内にある木を片っ端から見て行ったらセミが羽化している姿を見ることができた。
というのが、夜の12時に素面で帰宅した日の話。
深夜にセミが羽化している姿を見ながらなんとなく思ったんだけれど、長期休暇ほど夜更かししても翌日に影響しにくい期間てなくて、小中学生ほど夜更かしして普段は見ることができない夜の世界というのを観察してみるべきなのかもしれないと思った。
子供の頃は「夜更かしせずに規則正しい生活を送りましょう」と指導されていたけれど、夏休みだからこそ夜更かししてセミの羽化を観察しに行くとか、夜中の空港を観察してみるとか、夜釣りに行ってみるとか、そういう経験は夏休みにこそするべきじゃないかなと、思った。もちろん、出かけるときは親と一緒である。
普段は見ることができない夜の生活というものが見られれば、子供なりに見分も広まるだろうし、貴重な夏の体験の一つになるんじゃないだろうか。
もちろん、毎日ゲームして慢性的な夜更かしはあまりよくないと、おじさんは思う。
終わり