30過ぎたおっさんの話なんで現代とは少しずれているのかもしれないけれど、思い出話。
例えば中学校に入る前の小学校教師:
- 中学校に入ると英語の勉強が始まるからね!英語はとても難しいよ!
- 数学は算数よりももっと難しいし、たくさん勉強しないといけないんだよ!
- 部活が始まって大変になるから、自己管理をしっかりするんだよ!
- 中学校の勉強は難しいから、今からしっかり勉強して用意するんだぞ!
例えば中学の数学教師:
- 方程式難しいからな!みんなここで躓くからしっかり勉強しろよ!
- 因数分解で躓く人多いからな、しっかり話聞いておけよ!
- 今日やることは難しいからな、しっかり復習しろよ!
例えば中学の英語教師
- 関係代名詞は難しいからな!しっかり勉強しろよ!
- 英語は難しいからな!毎日勉強しろよ!
- テストは難しくするからな!勉強して臨むように!
***
むやみやたらに難しいとかを連発されていて、知らぬ間にネガティブな方向で暗示をかけられていたような気がする。何か新しいことが出てくるたびに「難しい」と言われれば、知らぬ間に暗示をかけられて簡単なことでも難しいと思い込んでしまうのではないかなと、今更ながら感じた。
例えば数学なら、世の中のどういうところに数学が使われているとか、数学ができるようになると何ができるようになるとか、どのような職に就くことができるとか、そういうことは中学生自体には一つも教えてもらえなかったな。
英語も同じで、やたらに難しいとかを連発されただけで、英語ができるようになるとどのような可能性が広がるのかとか、どういうとができるようになるとか、そういうことは学校では一つも教えてもらえずに、ひたすらに難しいという暗示だけをかけられ続けていたと、今更ながらに感じる。