最近、会社内に忌引きで休む人が多いので、なんとなく自分ちもの事情について考えはじめた。
うちは国際結婚で、妻は直行便のないヨーロッパの国の人なんで帰省も大変。
帰省時の経路:
ヨーロッパの主要空港(ロンドン、パリ、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ミラノ等)までまずは直行便で移動し、そこからヨーロッパ域内を移動する飛行機に乗ります。何度か行っていますが、乗り継ぎがうまくいかない便とかだとここまでで20時間くらいかかります。空港からさらに車で2時間くらい行くと妻の実家に到着します。
東京の私の自宅から妻の実家までザックリ24時間、単純な往復移動だけで丸2日かかります。
一親等以内の血族だと5日間の忌引き休暇を与えられるのでが忌引きで休めるのは最長で9日間(土曜~翌週の日曜)、人なんてそんなに都合よく死んでくれるとは思えないので忌引きで休めるのは7日間が最長かなと思います。7日間のうち2日間を丸ごと移動に使ったら、現地滞在は最長でも5日間です。
海外出張なら5日間も現地活動時間があれば十分かなと思うので、5日間というのは十分な長さかもしれないですね。
予定された死なんてほとんど存在しないと思うので、直前に取得する飛行機の切符がそもそも取れるのかとか、ハイシーズンに死なれたりしたら金がいくらあっても足りないなという心配は尽きません。
一応なんかあったとき用にすぐに出せるお金は用意しているけれど、夏のハイシーズンや連休に家族3人、直前に航空券取得したら多分百万じゃ足りない。
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結婚したての頃って、こういう後ろ向きな話ってあんまり考えないんだけれど、社会人を10年くらいやっていると嫌でも避けられない話題なんで、どうしても考えてしまいますね。
幸いなのか何なのか、妻の父はすでに他界しているので、妻の母だけが亡くなったときの心配だけしていればいいというのが、せめてもの救いです。70を超えているけれどまだ元気というのもすくいの一つですが、いつぽっくり行くのかもわかりません。
と、最近、こんなことを考えている。
終わり