2年に1度、見本市がある。
中小企業のわが社は全員総出で設営や運営にあたるのだが、やっぱり一部の従業員にものすごく負荷が集中する。見本市は東京で行われるので、東京の本社にいる社員への負荷は尋常ではない。
- 設営から片付けまで20連勤くらい
- 残業は余裕の100時間越え
- 会期中(1週間)の朝は始発かそれに準ずる電車で出勤
- 会期に合わせて外人が来るので、その人たちと連日の会食で帰宅は深夜
東京本社でも一部の人しかこういう働き方をしていないのだけれど、該当者である私は会期中とその前後は死にそうである。回復するのにマジで3か月くらいかかる。
ちなみに地方から来る人たちは:
- 設営には参加しない人が多い
- 残業もそこまでいかない
- 会期中は会場のそばのホテルに泊まるので、そこまで早い電車に乗らないでいい
- 全日程(1週間)参加しているわけではなくて、みんな3日くらいで帰る
と、地方と開催地である東京の負担の差が尋常ではない。
先日会社のトップである社長に「会期中全部出るのはきついので、せめて1日でもいいから休みをください」と頼んだところ「金のかかっている会社のイベントなんで、みんな休まずに出勤しなさい!」と一蹴された。
- 金のかかっている会社のイベントだからこそ、疲れてヘロヘロになった従業員ではなく、まともに働ける状態で見本市に取引先を迎え入れるのではないのか?
- 東京にだけ負担が集中しているのを把握して、休みの日をローテーションで認めるんではないのか?
- 同じ展示会に出る別な会社の人とこの前話したところ「東京にだけ負担が集中するので、東京の人は会期中に2日間休みが与えられることになりました」と話していました。
時々というか、いつも、自分の会社は本当に時代遅れだなと思うときが多い。今の時代、そんな根性論みたいな勤務をしている会社なんて珍しいし、誰かが病気になったり、死んだりしてからでは遅い。
好き勝手に会社への不満を書いて終わり。