1985年生まれの私でも学校で少しくらいエクセルとワードを習いました。エクセルでマクロを組んだり、難しい関数を使いこなしたりできませんが、四則演算を発展させたようなエクセルならできます。
・利益率の計算
・掛け率の計算
・為替の計算
これらを組み合わせて、エクセルに計算させるくらい「数学の時間に何が起こってるか分からない」「数学の何が分からないか分からない」私でもできます。世の中に私よりも数学が苦手な人間はいないと思って生きているほど、絶望的に数学が分からない私でもエクセル先生が四則演算をしてくれるので、組み合わせて簡単な計算式は作れます。
後輩の彼はきちんとエクセルに数字を入れて、為替を計算して、利益率を計算して先輩に提出に行くのですが、いつも怒られています。私はなぜだかいつも分かりませんでした。見た感じきちんとできているので大丈夫だろうと思っていたのですが、今日後ろで見ていてどうやら違うというのが分かりました。
エクセルでの算数の理屈が分からなかったようで、入力していた数字は全て電卓で計算した手打ち、そのため掛け率や売値を若干変更した場合、エクセルに一瞬で計算してもらうのではなく、一から電卓で計算してセルに数字を入れるというあほみたいなことを繰り返していたということが、今日ようやくわかりました。
私が後ろに立って、為替、仕入れ値、掛け率、利益率のエクセルの表の作り方を指導すること30分、何とか完成しました。難しいことはできないので、四則演算しかしません。
私:「ほら、掛け率を変えると、利益率と利益が変動して一気に変わるだろ?」
彼:「おぉ~~~っ!!!」
私:「為替を変えると、利益率と利益が変動して一気に変わるだろう?」
彼:「おぉ~~~っ!!!」
エクセルに四則演算をさせて商売ごとの計算をさせるときは、数学を理解しているよりかは、(多分)物事を順序だてて考えられるかの方が大切です。どのような順番でどのように計算するのか理解できて、順序通りの四則演算と簡単な関数を組めるかどうか、それが分かっているかどうかだと思います。欲を出すなら、人に提出したときとか引き継いだ時に見やすいようになっているかどうかです。
四則演算のミスはパソコンがやるのでありえません。順序だてて考えることだけできればいいので、私でもできます。
そういうのもきつくものを言わず、電卓で計算するのを優しく静止して、関数を組み直すように指導するのです。ぶん殴りたいとか、指し棒で手とか頭を引っ叩きたいなんていつも思っていますが、実現することはないでしょう。
※ちなみに、私は180cm/100kg、坊主頭、色黒、低くてでかい声、無駄に活舌がいいので、無駄な迫力があり、彼が優しく指導されていると思っているかどうかは別です。一応、気にして会社の周囲に座っている人に「言い方とか感じがきつかったら言って」とは伝えてありますが、文句はないので大丈夫でしょう。
明日は金曜日ですので、飲んだくれましょう。
またね