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好きな『クレヨンしんちゃん』の映画 ~オカマとマッチョ、そしてぶりぶりざえもん~

プライム会員になるとクレヨンしんちゃんの映画が見れます(2017年8月)。

 

プライムビデオって人間をだめにしますね。

 

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先日病気で寝込んでいた時に、あまりにもすることがなかったので、『クレヨンしんちゃん』の映画をぼーっと見ていました。

 

久しぶりに見て特に面白かった、アラサーの私が選ぶ『クレヨンしんちゃん』の映画たち。

 

あらすじとかは適当にググるWikipedia先生に詳しく教えてもらえます。

 

1. ブタのヒヅメ大作戦 

映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦

 

幼稚園の屋形船パーティーをみんなで楽しんでいたしんのすけたちだが、突如現れた謎の美女「オイロケ」が原因で事件に巻き込まれてしまう。野原一家は悪の組織「ブタのヒヅメ」と正義の組織「SML(Seigi no Mikata Love)」の戦いへと巻き込まれていく。

 

最後にキンニクが「命を粗末にするやつは俺がぶっ殺す!」と言ったのが印象的な映画ですね。

 

2.ヘンダーランドの大冒険

映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険

幼稚園の遠足で新しくできたテーマパーク「ヘンダーランド」へ行ったしんのすけは、集団行動から離れ道に迷い、ねじ巻き人形のトッペマと出会う。呪いをかけられたトッペマにしんのすけはどうしても勇気を出して協力することができない。

「スゲーナスゴイデス」のトランプを預かったしんのすけを狙うオカマ魔女とその一味、タダ券をもらって遊びに行った後ヘンダーランドにかくまわれてしまったひろしとみさえを助け出すために、しんのすけが勇気を振り絞る。

 

5歳の子供なりの素直さもあるし、勇敢さもあるし、しんちゃんの成長もあるし、お馬鹿でいい映画だと思います。

 

3.ブリブリ王国の秘宝

映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝

商店街の福引で特賞を引いたみさえとしんのすけは、常夏の国ブリブリ王国へと家族で行くことになった。しかし、特賞の福引は悪の組織「ホワイトスネーク団」が仕組んだ偽の福引で、ブリブリ王国へしんのすけ一家を招待したのには別な目的があったのだ。

 

しんのすけそっくりのすんのけし王子との秘密とは?

 

当時はまだ子供だったので、ニュースステーションなんて見ていなかったので「小宮のえっちゃん」の存在を知らず、しんちゃんが話題にしているのでニュースステーションを見たいと思うほどでした。

 

32歳の今、私が一番好きなのはNHK井上あさひさんです。ぶっちぎりで好きです。

 

www6.nhk.or.jp

ぶりぶりざえもん

昔のクレヨンしんちゃんの映画といえば必ず出てきたのが、ぶりぶりざえもん。

 

声優の塩沢さんが亡くなってから、ぶりぶりざえもんが出てくることもなくなったんだけれど、私が子供の頃映画で見ていたクレヨンしんちゃんには必ずぶりぶりざえもんが出てきていた、と、勝手に記憶している。

 

ブタのヒヅメ = コンピュータウィルス

ヘンダーランド = お助け部隊の一員

ブリブリ王国 = 魔人

 

強いお姉さんとオカマ、マッチョ

クレヨンしんちゃんの映画で忘れてはいけないのが、強いお姉さん、オカマとマッチョ

 

強いお姉さん:

ブタのヒヅメ = オイロケ

ヘンダーランド = トッペマ

ブリブリ王国 = ルル

 

オカマ:

ブタのヒヅメ = 博士の助手

ヘンダーランド = オカマ魔女

ブリブリ王国 = ホワイトスネーク団のニーナとサリー

 

マッチョ:

ブタのヒヅメ = キンニク

ヘンダーランド = オカマ魔女

ブリブリ王国 = ミスターハブ

 

私が子供の頃に見たクレヨンしんちゃんの映画では、強いお姉さん、オカマ、マッチョの三要素は欠かせなかった。

 

子供から見ると、強いお姉さんもマッチョも無条件でかっこいいし、(クレヨンしんちゃんの映画に出てくる)オカマは無条件で面白い。そういう、わかりやすいかっこよさとか面白さをうまく表現できている。

 

そういう登場人物の描き方が、作者のうまいところだなと思う。

 

日常からいきなり非日常

映画のスタートはいつだって何でもない日常から始まる。ブタのヒヅメは屋形船パーティーだし、ヘンダーランドはみんなでテーマパークへ遊びに行くし、ブリブリ王国は商店街のくじ引きだ。

 

子供心に「もしかしたら僕の人生でもこういう展開があるんじゃないか?」と思わせる日常と、そこからありえないファンタジーへ移り変わっていく感情や場面への移入を非常にうまくできるように作られているなぁ、なんていうのも大人になってもう少し冷静に見れるようになると感じる。

 

最近の映画やほかの映画は?

つい懐かしくて昔の映画の話ばかりになりましたが、最近の映画も飛行機に乗ったときに上映されていれば見ます。今回は病気になってしまい何作も連続してみましたが、この3作品が特別とがっていて、おもしろいなと思いました。

 

『オトナ帝国』も『カスカベボーイズ』も『戦国大合戦』も面白いし、いい話なんだけれど、よく言えば無難で、昔の映画にあったようなとがった感じが全然ないんですよね。最近の作品だと、家族愛とか友情とか、そういうのがテーマになっているような感じで、単純なお馬鹿さとかお下品さがなくなっていると感じてしまうわけです。

 

オカマ、強いお姉さん、マッチョ、ぶりぶりざえもん、そのどれも出てこない

 

20年前よりも規制はいろいろな面で厳しくなってるので、単純に作品内でオカマの取り扱いが難しくなったとかいう理由がオカマが出てこなくなった理由としても考えられるとは思うんだけれどね。ぶりぶりざえもんは声優がなくなってしまったしね。

 

昔はよかったと言って、現在を糾弾するのは嫌いだけれど、クレヨンしんちゃんは昔の方がとがっていていい映画が多かったと思います。

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

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