ちょっと、俺

読者は主に自分のブログ

新人を教育することになった話②

 まさかの②

 

新人の教育を任されて1ヵ月になります。

 

残業しない!

定時で帰る!

 

この二つは守らせて、必ず18時までに帰らせています(弊社の定時は17:30)。

 

この話には続きがあります。

 

「やったー定時だぁ!うぇーい!」とか言って、漫然と帰るな!

 

私は確かに新人を定時に帰しています。彼に残業させるくらいなら私が残業するし、そもそも私がやれば10分くらいでできるような仕事に半日くらいかけていても文句ひとつ言いません。残業は絶対に許さないので、残業しないでできるくらいの仕事しか与えません。

 

外資系で製造拠点が海外にあり、日常的なメールの半分以上は英語です。彼はそこへ英語が分からない状態で飛び込んできました。自動車業界にどっぷりつかっている我が社ですが、自動車にそもそも興味がありません。

 

漫然と帰るな!といった意味は、漫然と帰って、酒を飲んで遊び歩いたり、家に帰ってテレビを見てのんびりして笑っていては、いつまでも成長しません。「18時までに帰れ!」と言われても、家に帰ってするべきことはいっぱいあります:

 

1.英語の勉強

2.自動車の構造の勉強

3.自動車業界の産業構造の勉強

4.新聞を見る

5.ニュースを見る

6.先輩に言われて分からなかったことを復習してみる

 

と、パッと思いつくだけでも6個くらいは簡単に出てきます。

 

私は新人に即戦力を期待していないし、中途で入っても即戦力になるとは思っていません。最初の1年とか1年半は定時に帰して、会社で自分が生きていくスキルを身に着けるための準備期間だと思っています。

 

だから、定時に帰れと言われて漫然と帰ってほしくないし、早く帰ったらその分だけ一つでも多くのことを学ぶ時間にあててほしいと思っています。

 

「なんというブラック企業精神!」と思うかもしれません。けれど、会社の中で成功したいとか、周りの人に追いつきたいと思うのなら、相応の努力はするべきだと、私は思います。

 

そのための定時帰宅です。だから、漫然と帰らないでほしい!早く帰ってから少しでも多くのことを勉強して、一日でも早く組織の力になってほしい、そう思っています。

 

今日はきつく言いすぎて、私が悪かったと思っています。

 

反省しています。

 

おしまい

 

www.shinjin85.net