こんにちは、連休が永遠に続かないかと考え始めている俺です。
部屋を掃除していたら前職の年末調整明細が出てきたので、公開しようと思います。平成22年(2010年)の年末調整なので、新卒で入社した翌年、社会人2年目の年末調整明細ですね。
昨年部屋を片付けたときにほとんど片付けたんですが、まだ残っていたとは・・・。
会社概要
従業員数:約100名
資本金:2千万円
創立:30年(当時)
本社:静岡県(兵庫、名古屋、宇都宮に事業所)
業種:設備メーカー
取引先:自動車会社及びそのサプライヤーがメイン
創業者が会長、創業者の長男が社長、次男が常務、三男が取締役、長女が総務部長。経営者全員一族で固められた会社でした。同期は約20人いました、今でも残っているのは4人と聞いています。僕が入社した年はまさに内定切りが話題になっていた年でした(2009年4月入社)。
それでは明細を見てみましょう。
年末調整明細(2010年1月1日 ~ 12/21)
総支給額:2,929,036円(給与:2,505,036円/賞与:424,000円)
源泉徴収税額:62,998円(給与:319,128円/賞与:56,028円)
社会保険料控除:375,156円(給与:48,280円/賞与14,718円)
控除後金額合計:2,490,882円(給与:2,137,628円/賞与:353,254円)
年収はギリギリ300万円行かないくらいでした、控除後の年収(手取り)は250万弱です。
もう少しブレークダウンしてみましょう。
月の額面:2,505,036/12 = 208,753円
月の手取り:2,137,628/12 = 178,135円
賞与(額面):424,000/2 = 212,000円
賞与(手取り):353,254/2 = 176,627円
月の生活費を振り返ってみる
毎月178,135円の手取りとならして考えてみましょう。ほかにも色々引かれていきます。
会社から引かれるお金
寮費:2万円
給食費:平均6,000円(昼食は1食300円×20日)
178,135-20,000-6,000 = 152,135円
会社から振り込まれていたお金はこのくらいでした。
固定の支出もいくらかあります。
生命保険料:3,600円
積み立て:10,000円
奨学金返済:15,000円
152,135-3,600-10,000-15,000 = 123,535円
計算していくと、私の懐に入ってくるのは毎月12万ちょいくらいでした。ここからさらに電気代や水道代、通信費が引かれていきます。固定費を全部払い終わって残るお金は11万円くらいでした。
年収300万の人の手元に残るお金ってこんなもん。
残業はほとんどしないで、毎日18時頃には帰宅していましたね。
当時を振り返ってみる
入社したときに取引銀行の人がわざわざ会社に来て、全員分の給与振込口座を作ってくれました。振込口座が指定されていたので、そこの口座を作るしかありません。大学生時代の経験から口座に金を残しておくと必ず使い切ってしまうと知っていた僕は、積み立て口座も一緒に作って、1万円ずつ自動振り込みで貯金することにしました。社会人になってそろそろ10年ですが、今でも続けています。
実質手元に残る自由になるお金が毎月11万円あると考えるのを多いと考えるのか、少ないと考えるのかは人それぞれだと思いますが、大人になるとそれなりに付き合いも増えるし、スーツを買ったりしないといけなかったり、帰省しても親からお金をもらえなくなったり、人によっては車を買ったりします。
1万円の積み立て以外にもこまごまと貯金していましたが、当時は貧乏だったという思い出が強いです。
僕は車を持っていなかったのですが、同期で新車買った人がどうやって資金を賄ったのか知りたかったですね。親が貸してくれたという人や親に買ってもらったという人がいましたが、この給料で自分の子供に同じことをできるのか考えたらぞっとしました。維持費についても謎でした。
給料が同じくらいの額の先輩が家を買っていたのにはもっと驚いたし、パチンコで3万負けたとかいう話をしているのはもっと不思議でした。
おしまい