ちょっと、俺

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高校生くらいの頃になんとなく描いた将来像からそんな遠くにいないと思った話

高校生の頃に「世界中あちこち行く仕事をしたい!」と思い立った。漠然とそんなことを考えただけで、具体的にどういう仕事をすれば世界中のあちこちに行けるのか、なんていうことは何も知らなかった。

世界中あちこちに行くといえば英語でしょということで、英文科や国際系の学部なんかを何校か受けたけれど、受けた大学は片っ端から落ちて、神奈川県のはずれにあるあんまり頭の良くない私大の国際学部に合格して4年間を過ごした。英語はなぜか高校一年生の時に一念発起して勉強し始めて、知らない間に得意科目になっていた。

大学卒業後、縁あってヨーロッパの小国へ一年間留学の後、日本へ帰国後に静岡県にある設備メーカーで働き始めた。高校生くらいの頃だと、海外営業とか現地SVなんていう職業があることすら知らなかったのだけれど、現地法人の立ち上げのヘルプでインド、販売契約の締結でアメリカとメキシコに何度か出張した。

静岡県の会社には3年間勤めて辞めた。その後、米系の機械メーカーへ転職した。会議や教育、トラブルシューティングや設備完成立ち合いで、数えるのも辞めるくらいアメリカへ行ったし、ドイツと中国に何度か出張した。ほかにもどっか行ったような気がするんだけれど、忘れた。最初の会社から通算して10回目くらいの海外出張から、どこの国へ何回目とか数えるのを辞めた。

最近、高校生時代に「世界中あちこちに行く仕事がしたい!」と思い立ったことをなんとなく思い出した。ものすごく漠然としていたが、漠然としていた高校生時代の自分の将来像から決してそんな遠くにいない、なんていうことに気付いた。

テーブルを全部ひっくり返したいこととか、目の前にいる人をぶん殴りたいこととか、何もかもやめて寝たい日とか、本当に酒飲んで寝てる日とか、山のようにあるんだけれど、まぁまぁ納得している。

4歳になる娘は将来仕事をするようになったら、飛行機に乗ってアメリカとスウェーデンに出張しておもちゃ屋で買い物をするのが夢らしい。私がよくアメリカに出張するのと妻が2年に1度スウェーデンに出張するのを見て、そんなことを思っているらしい。

次の会社でも懲りずに海外へ出張して、少しだけ珍しい経験を積み重ねたいと思っている。娘だけではなく息子にも、海外へ行く親の仕事を見て少しばかりでいいので影響を与えたいと思っている。

それでは今日はこの辺で