ちょっと、俺

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しばらく会社をお休みすることになった話

昨年(2018年)秋くらいからの激務と社内の雰囲気の悪さが重なり、会社に行くことができなくなってしまい、しばらく休職することになった。

 

連休前くらいから「会社行きたくないなぁ~」と思い始め、連休明けからは本格的に会社に行けなくなり、見かねた妻が会社で提携しているカウンセラーに連絡するよう促し、カウンセラーに紹介された精神科を受診することとなった。

 

医者とのやり取りは以下のような感じ

 

医者:会社に行けなくなったというけれど、なぜですか?

 

昨年の秋くらいからものすごい激務が続いていて、日付が変わってから帰宅するのとかが増えてきて参ってきたというのがあります。それと同時期に2人目の子供の妊娠がわかり、上の子の面倒を見たりとか、そういうので疲れたというのもあるのかもしれません。ほかには家族の事情で兄に借金があるというのがわかり、家族の事情が変わったこともあると思います。

 

一番大きな理由は昨年辞めた後輩がぼろくそにパワハラされていて、明け方まで説教されたり、深夜まで残されたりしているのを見ていたから、「自分もこうなりたくないな」と思って、会社に対して知らない間に恐怖感を感じたのもあるんだと思います。

 

そうしたら、いつの間にか、会社いけなくなってしまいました。

 

医者:そのレベルのパワハラは犯罪ですね、さっさとそんな会社辞めなさいよ。

 

実は3月ころにパワハラの矛先が私に向かう兆候を見つけた瞬間に「やばい」と思って、転職活動を始めました。で、結構うまく話がまとまり、何社かは最終面接まで進んでいます。最終面接まで進んでいる会社には、8月1日か9月1日から勤務可能と伝えています。

 

医者:それで正解ですね。精神的にまだだいぶ不安定なところがあるので、次の会社に行くのは9月1日からがいいでしょう。適応障害で3ヶ月の療養と診断書出しますので、3ヶ月くらい休んでください。

 

医者:まだうつ病まではいってないので、薬とかは特に不要です。2週間後に経過観察でまた来てください。

 

その後会社へ連絡し、3ヶ月療養の診断書が出たので、しばらく休む旨を伝えました。幸いにして快諾してもらい、表向きは8月いっぱいまで休職となりました。

 

正直なところ、お医者さんという有識者であり、弊社の内情を全く知らない人に「そのレベルのパワハラは犯罪」と言われたときには、かなり救われました。

 

自分の人生なんだから、会社に人生ささげる必要なんてないよ

私は会社への忠誠心などがかなり低いほうで「病気になる前に辞める」ということだけはかなり前から考えていたので、幸いにしてパワハラの矛先が私に向かう傾向が見えた瞬間に転職に向けて一気に動くことができました。

 

お医者さんにもカウンセラーにも言われたのは「冷静な判断ができるうちに転職活動して正解」というのが共通していました。確かにもっと追い込まれて、精神的に完全にダウンしてから休職の手続きや転職活動を開始するのは、リスクが高すぎます。

 

休職するにも相応に体力は使いますし、転職はもっと体力を使います。環境を変えて新しい会社に行くのも、大きな体力が必要になります。精神的にダウンした状況でこのようなことを進めていくのは、正直かなりこたえると思うので、できれば何かの兆候を見つけて「やばいな」と思った段階で、カウンセリングに行くとか転職活動を始めるという行動に移ることを私はお勧めします。

自分を守れるのは自分だけで、他人も会社も自分のことは守ってくれません。「逃げた」とかいう人もたくさんいると思いますが、人生というゲームの戦略上「撤退」することだって長い人生を生きていく上では必要な戦略の一つだと思います。

 

二人目の子供が生まれるとわかった時に私が考えたのは「こんな会社いて病気になったら何にもならない、さっさと辞めよう!」ということで「二人目の子供も生まれるし頑張ろう!」なんて言うことはみじんも考えられませんでした。で、最終的には会社から逃げ出すことを選びました。

 

ほかの人もやばいと思ったら、逃げたほうが良いです。逃げることは決して間違いではないときもあります。

 

終わり